14697【齋藤財政課長】 基金のことで幾つかお問い合わせいただきました。まず基金繰入金。市税が上がったから基金繰入金が減したのではないかという、お尋ねの1件目だと思いますが、こちらに関しましては、多少その原因もありますが、こちらは実際は取り崩して活用する事業のほうの歳出が、先ほど契約差金等もございましたけれども、減少したから基金の繰入金は減をしたというところでございます。
それで、では市税が増したからどこに行くのかとなると、今度、基金の積立金の歳出のほうで調整を図るような形になります。ですので、今回市税が約15億円弱ですけれども増したこと、ここに関しましては、基金が相当積立てが今回多くなった、そういった原因でもあるということで御理解いただければと思います。
それからあと、基金の積立ての方針というところでのお話かと思います。まだ市長も着任、ですので、その辺の基金のところの考え方というのは、一定まだ議論等はしてはございませんが、先日一般質問のほうでも出ましたが、吉祥寺まちづくり基金とかそういったところで、吉祥寺に対する再投資ということも話がございましたので、今後の部分に関しましてはその辺のところも、今後市長ともよく協議しながら検討していく必要があるかなというふうに思っているところでございます。
それとあと、基金の方針の中では、基本的には今後の公共施設大更新期を迎えるに当たって、公共施設整備基金、それから学校施設整備基金を中心に積立てを行ってまいりましたけれども、財政調整基金は今回プラス10億円という形にさせていただきました。ここまで予算規模のほうが大きく拡大している中で、今まで60億円、大体予算規模の1割程度かなというところで意識していた部分ではございますけれども、やはりこの辺、相当予算規模が膨らんでおりますので、今回、市長とも相談の上ですけれども、プラス10億円積み増しをさせていただいたところでございます。
以上です。