14751【深田委員】 今回、大変大切な陳情を提出していただきました。このタイミングで、それこそ男女共同参画基本法の礎を切り開いてくださった赤松良子さんが亡くなられたこと、心から哀悼の意を表するとともに、私たち女性の地位を一生懸命築き上げてくださった、その御功績に心から感謝するものであります。
今回の陳情の中で、まずは市政について、ちょっと確認事項が幾つかございますので、お願いしたいと思います。
もともとは、今日陳述をしてくださいました推進協議会の市民の皆様が、ヒューマン・ネットワークセンターという名称の下、武蔵境のまさにプレハブの市政センターの2階で、こつこつと活動してくださっていました。ヒューマン・ネットワークですよ、男性も入っているのです。武蔵野市の市民性の高さです。男女平等ではなくて、多くの人にこのことを理解してもらいたいがために、ヒューマン・ネットワークという言葉をあえて選び、そして、市民活動を中心として、女性の問題、そして子育ての問題、介護の問題、まちづくり、昔、赤線もありました。そして吉祥寺本町1丁目の環境浄化推進の問題、この活動に大変な御尽力をいただいてきたわけです。そうした活動の中で、見えにくいものを見えるようにしてくださった活動をしてきた協議会、そして女性の皆様に、先輩の皆様に心から敬意を表したいと思っているのです。
こうした中で、市の直営になりました。前は委託をしていた形だったと思います。直営になる中で、専門家が一時期いてくださることもありました。こうした中で、たくさんのまた気づきと学びがあったのですが、センターを置き、条例がようやくでき、そして、相談機能が重要だという議論を重ねてきた中で、今この相談機能はどれぐらいの件数と、それから深刻な事態を解決するに至っているのか、まずそこを教えていただけますか。