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令和6年 総務委員会

3月4日(月曜日)

令和6年 総務委員会
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深田貴美子
深田貴美子
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2667

14874【深田委員】  私ども日本維新の会武蔵野市議団は、基本的に陳情をいただく、全ての陳情を前提を置かず、ニュートラルに情報を集めて判断するよう心がけております。したがいまして、このたびの陳受6第4号の、隠し事のない市政実現のために、市報の公報機能の強化に関する陳情、こちらについても、非常に予断を排して、陳述をされる方のお話をまずしっかりと聞いて判断しようと思いました。そしてその上で、今質疑を重ね、行政側の御答弁を伺うにつけ、これは結局、市報の編集に対しての理念と方針に関わる根幹的な問題です。
 陳述者の方がおっしゃっていたように、まずは最上位に憲法があり、各種法令があり、そして行政側にもある、そして市民側にもある権利と義務の関係をきちんと伝えていくことが市報の、広報物の使命であるというお話がありました。だとするならば、先ほど陳述中、休憩中に指摘申し上げました武蔵野市広報発行規程、この中に魂が入っていないといけないということではないですか。その申合せが今まできちんとできていなかったということです。様々に解釈ができてしまう曖昧な部分があったということではないかと、客観的な事実として感じています。
 この第3条の、市報に掲載する事項はおおむね次に掲げるとおりとする、なぜここにおおむねという言葉が入っているのか。これも何か理由があるはずです。そして1番目に議会ときちんと来ているのです。ですから、方針として議会を軽んじているわけではない。だけれども、議会及び各執行機関の会議に関することと書いてあるのです。この文章をそのまま理解すると、何月何日に武蔵野市議会が開会されますとか、都市計画審議会が開会されますという、それは確実に書いていらっしゃるのです。
 だけども、先ほど吉清さんのほうから説明がありましたように、では選挙のことというのはどこに入っていたのというのが、今回初めて分かりました。恐らくこの4番の条例、規則、告示その他例規の制定及び改廃に関すること、恐らくここに入るものと思われますと御答弁があったわけです。ということは、選挙のことについて、このおおむね掲げるということのどこにカテゴライズされ、尊重されなければならないかどうかということが、編集方針の中で明確になっていなかったということです。これは大変大きな問題だと思いました。すなわち、魂をきちんと持って、理念を持って編集をするという結果、ここに体現しなければならないことは何かという、市報から何を体現しなければいけないのかということを考えなければいけないという話ではないですか。
 そうすると、先ほどの陳述者のお話を伺っていると、ここに市民がいるということです。市民が、市民主権であるということです。これが体現されていなくてはいけないということではないですか。そういう編集方針にしなければならないということです。だから、情報は大事だと。武蔵野市の住民自治の実現をするための一丁目一番地だという話につながっていくわけではないですか。これは、この間の住民投票条例の騒動の中で、どう知らせるかという問題とつながってきます。
 ところで、他の自治体はどんな状況なのでしょう。隣の三鷹市さんとか杉並区さん、どのような広報掲載になっているのでしょうか。