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令和6年 総務委員会

3月4日(月曜日)

令和6年 総務委員会
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14897【渡邉行政経営・自治推進担当課長】  それでは、資料に基づき御報告します。
 本懇談会は2月13日に終了しました。別添の冊子を御覧ください。表紙の裏、目次を使って、最初に概要を御説明いたします。
 構成は大きく2つに分かれます。先に2番目のパートですが、懇談会での議論を参考にして、事務局が整理いたしました。一見して明らかなとおり、条例の規定をイメージし、逐条的に整理したものではございません。II−1、II−2と、そもそもの制度目的、性格、それから制度設計上本質的な事項に焦点を当てました。質・量ともにここがメインとなります。
 続けて、II−3、制度の骨格をなす事項3点と留意事項をまとめました。
 これらを通じて、常設型住民投票制度の制度設計は、本来であれば選択肢が多様であること、ただし、議論の組み立て方など、慎重な検討が必要な点も見いだされました。
 これに基づいて、令和3年度の条例案の検討過程を振り返ったのが1番目のパートになります。
 それでは、各ページを御覧ください。
 まず、1ページは経緯等でございます。
 2ページ、ここから、令和3年度条例案のプロセスを振り返った部分になります。慎重な検討のために必要な事項を4点挙げ、続くページでは、それと対比する形で振り返りを行い、それぞれ省みるべき点を記載し、6ページ、最後の段落でまとめております。
 次の7ページからが論点整理となります。
 II−1、制度目的の整理の方法です。この見出しは、「制度目的」とはせず、あえて「の整理の方法」と加えました。制度目的は、常設型住民投票制度である、そのことをもって一義的に決まるものではございません。むしろ、考え方が様々あり得、その分岐点は何か自覚しながら、議論を通して本市の考え方を絞り込んでいくことが必要と考えます。その方法というわけで、「の整理の方法」と加えました。
 8ページ、9ページになります。(4)住民投票で現れる住民意見の意味、その考え方の幅があること。それから(5)住民投票と政策過程の関係、ここでは大きく2つに分けて考えるべきことを指摘し、これらを10ページの図表で整理しました。制度目的を絞り込んで特定する上では、特に表の一番下の段になりますが、パターンII、政策過程の初期段階で実施されることも想定するのか否か、それから、住民投票で現れる住民意見に持たせる意味を意見分布にとどめるのか否か、これらの点が制度設計上のポイントになると考えます。この点について答えを出すには、さらに二元代表制との関係も整理する必要がございます。
 その点、11ページになりますが、二元代表制の補完の意味内容に幅があるところ、それらを左右するのは、代表機関の関与の在り方、それから投票結果の取扱いであると指摘し、12ページで代表機関の関与、14ページで投票結果の取扱い方、さらに16ページでは、条例制定・改廃に係る直接請求制度との関係について、それぞれどのような考え方があり得るのか整理しました。
 17ページ、対象事項、それから19ページで署名水準、それから21ページでは署名(請求)者と投票資格者、これらは論点の相互関係を踏まえ、この順で整理いたしました。
 最後、22ページは、各事項を検討する上での留意事項としてまとめております。全体の議論を慎重に組み立てる上で特に重要なのは、検討順序、それから論点間の相互関係になります。
 23ページ以降は資料になります。
 報告は以上になります。