15336【小美濃市長】 私も当初は、国産では駄目なのかという質問をし、協議をしてまいりました。ただ先ほどの御説明もありましたけれども、これはプロの方が本番で使ったときに、もし故障したときのホールにおける損害というのでしょうか、信用の失墜というのでしょうか、そういったことを考えると、時期というのは、確かに円安を考えるともう少し延ばしたほうがいいのではないかという御判断もあるかもしれないのですが、ただこちらのほうもやはり時期なのです。スイングというのは名前のとおり、音楽をするところでございますし、使用頻度も非常に多いというふうに、先ほども御説明のとおりでございました。
私が最終的に決断させていただいたのは、要するに今でもスタインウェイでも、年間三百数十万円の使用料として上がってきている。10年で元は返せると。前回の消防団のときは、あれは建てて壊してしまう、もしくは建てて、リースですから返してしまう物件でしたけれども、今度のは言ってみれば、言い方は悪いかもしれませんが、一時金は確かにかかりますけど、それはある意味還元ができるものでありますので、10年で、元が取れるという言い方は非常に下劣な言い方かもしれませんが、しかし実際に購入額の分はその10年間で取り返し、今でも27年使っているわけですから、例えば20年使えば、それからプラス3,000万円ぐらいの利ざやもあるのかなと。ここが最終的に私が決断させていただいたところでありまして、今の質問に答えるとするならば、時期が今なのかというならば、事故があってからでは遅いので、これは今なのだろうと。
金額につきましては、先ほどもありましたように、国産でも恐らく10年で元が取れそうなのです。6割ぐらいだと。値段に合わせて。ただ、ホールに合った、また先ほど委員もおっしゃったとおり、このピアノに触ってみたい、弾いてみたいという市民の意欲とか願望とかを考えると、国産のピアノというよりは、やはりファツィオリって、これはさっき説明にはなかったですけど、何か都内には、うちが入れば2台目らしいのです。後でまたちょっと説明してもらいますけれども。そういったピアノを今購入することは、絶対に駄目ではないなと。
ただこれはあくまでも最終的には議会の御判断ですから、今回議会に提出させていただいて、皆様方の御判断を仰ぎたいと、私はそういう意味で、今回提出させていただきました。