15681【下田委員】 議案第57号 グランドピアノの買入れについて、反対の立場で討論させていただきます。大きなものは、3つ反対理由があります。
本日の質疑の中で、昨年の10月に概算要求し、市長は1月にそのことを知りながら、3月では予算は計上しているとはいえ、ファツィオリというこのピアノがその時点では分かっていたのに、目玉の事業で、今後の武蔵野市の本当にスイングホールの目玉のものというような部分なのに、予算書のほうには全くこのファツィオリという名が載っていなかった。そしてこの選定理由に関しても不透明なところがあり、その点が1点。
2点目は保管に関してでございます。江東区に関しては保管庫は非常にすばらしい保管庫を擁しており、武蔵野市のスイングホールにおいては、床ががたがただったり、そして倉庫に様々な機材と一緒に、この3,000万円もするようなファツィオリを共に保管していくのかというような疑問もあり、そしてスタインウェイも30年弱の寿命で買換えという部分で、他市の事例を見ると、45年使っているような自治体もある中、この保守管理に問題があったのかもしれないというような私自身の考えがあります。
3つ目は調律師に関してでございます。その辺の保守管理、そしてこの調律に関しての運用も定まっていない時点で、ファツィオリにはそういった専門のリストも照会ができるような中であって、既存の今まで付き合いがある業者さんが保守をして継続していただきたいというような発言があり、そこはいかがなものかと思っております。やはりファツィオリという新しいものを入れるなら、そこの保守、運用に関してもしっかりどうしていくかというものをお示しになって、議会に示していかなければならないというふうに思っています。
以上の点から反対させていただきます。