15853【吉村市民課長】 では、議案第60号資料に沿って御説明いたします。
1、議案第60号 武蔵野市印鑑条例の一部を改正する条例の改正の趣旨でございます。証明書窓口受付端末機──以下、まどうけと言わせていただきますが、こちらの導入に伴い、このまどうけによる印鑑証明書の交付申請及び交付について規定するものでございます。
2、まどうけの導入について御説明いたします。
(1)概要です。まどうけは、市が現在導入しているコンビニ交付のシステムを利用したオプションのシステムで、専用端末機から証明書の発行申請を可能とするものです。市民課の待合フロアに設置する専用端末機に、マイナンバーカード等の電子証明書を読み込ませて本人確認を行います。申請者は、コンビニ交付と同様の操作で証明書の交付申請を行います。この申請に対し、市民課執務室内に設置されたプリンターから申請該当者の証明書と申請書が自動的に印刷され、市は、窓口を通じて当該証明書の交付及び交付手数料の受領を行うものでございます。なお、手数料は窓口における交付手数料と同額でございます。
(2)まどうけ導入の目的でございますが、各種証明書申請のために市民課窓口に来庁した市民の待ち時間と申請書記入負担の軽減を図るものです。
(3)導入の効果といたしましては、申請者は、証明書発行のための申請書を記入することなく、まどうけによりコンビニ交付と同様の端末画面上の操作を行うことで、必要な申請書の交付申請が可能となります。一方、市のほうといたしましても、申請書の受付や証明書発行処理の必要がなく、証明書発行対応の事務負担が軽減されます。結果として、証明書交付までの処理時間及び待ち時間が短縮される効果が見込まれます。
(4)導入台数は1台です。
(5)利用開始は、改正条例をお認めいただいた後、条例施行日である令和6年10月1日でございます。
最後に(6)事業費でございます。令和6年度歳出予算額204万1,000円でございます。
説明は以上です。