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令和6年 総務委員会

9月9日(月曜日)

令和6年 総務委員会
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16082【若林納税課長】  それでは、市税等徴収事務の新たな取組につきまして御報告をさせていただきます。資料のほうをよろしくお願いいたします。
 令和6年10月、来月からになりますが、市税等の徴収率のさらなる向上と業務効率化を図るために、新たなシステムを導入いたします。
 まず、1のウェブ口座振替受付サービスについてでございます。これまでは、市税等のお支払いのために口座振替申込みを行うには、指定の依頼書に御記入をいただきまして、市または金融機関窓口に持参ないしは郵送いただく必要がございました。手続が煩雑なこともございまして、特に市税、国保税では口座振替による納付が進まない要因の一つとなっておりました。また、職員にとっても、窓口での受付、手書きで記載された口座情報等のシステムへの入力、記入内容の不備に係る照会など多くの時間を要しておりました。そこで、市税等の納付に係る市民サービスの向上と業務の効率化を図るため、(1)の導入予定日に記載のとおり、10月2日から新たにインターネットでの口座振替の受付を開始いたします。これにより、24時間365日、場所や時間を問わずにお申込み手続ができるようになります。
 (2)の対象税科目でございますが、市・都民税や固定資産税、国民健康保険税などの税目と、介護保険料や後期高齢者医療保険料、保育料や学童クラブ育成料などの合計13税科目が対象となります。
 (3)の対象金融機関でございますが、市の収入代理金融機関などのうち、市税や国保税のお支払いで現在比較的多く利用されている金融機関17行でございます。
 (4)の登録の流れでございますが、まず、口座振替を希望する方は、市の公式ホームページ上の口座振替申込みページにアクセスをいただきまして、そこから登録したい税科目に係る受付サイトに遷移していただきます。サイト上でお客様情報や口座情報等を入力いただき、その情報が各金融機関のウェブサイトにつながり、金融機関で承認後、本人へは登録完了メールが届き、市にはLGWAN回線で登録情報が届くという流れになります。
 (5)の周知方法といたしましては、本日の総務委員会への行政報告を経まして、10月1日号市報及び市ホームページへの掲載のほか、関係各課が各種通知等に同封するチラシなどで周知を予定してございます。
 では続きまして、裏面をお願いいたします。2のSMS催告の実施について御説明をいたします。ショートメッセージサービス、SMS催告システムを導入いたしまして、納付が確認できない方へのSMSを利用した催告を開始いたします。既存の文書催告や、滞納事案の早期解決のために実施しております自動電話催告などに加えることで、長期滞納の発生の抑制、現年度分の徴収対策強化などの相乗効果を図ってまいります。
 (1)の事業開始日でございますが、10月1日以降の催告のタイミングから実施していく予定で準備を進めているところでございます。
 (2)の対象税目でございますが、市・都民税、森林環境税、固定資産税・都市計画税、軽自動車税、法人市民税、事業所税及び国民健康保険税でございます。
 (3)の催告の流れでございますが、納期限を過ぎて、督促状を送付してもなお納付が確認できない方に対しまして、納税催告として文書での催告に加えて、職員や自動電話システムを活用した電話催告、必要に応じて実施をしております訪問催告に加えまして、新たな催告手段としてSMSでの催告を実施し、多様な催告方法により納付勧奨を行ってまいります。
 送付するメッセージ内容は、資料にありますとおり、何月何日に通知を発送いたしましたので、御確認ください。納付について御相談がある場合は、御連絡をお願いいたしますといった内容を想定してございます。
 (4)の周知方法といたしましては、10月1日号市報及び市ホームページへの掲載のほか、各種通知書等に同封するチラシなどで周知を行っていく予定でございます。
 以上2つの新たな取組により、市税等の徴収率の向上と事務の効率化を進めてまいります。
 御報告は以上でございます。