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令和6年 総務委員会

11月11日(月曜日)

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16185【毛利市民活動担当部長】  このたび、令和6年度武蔵野市民意識調査報告書速報版ができましたので、御説明をいたします。A4判1枚の概要から御覧ください。
 1番、調査の経緯と目的でございます。市民意識調査は、市民の皆様の市政に対する考えを伺い、現在行っている事業などの満足度のほか、新たな行政課題や多様な市民ニーズを把握することを目的として、現在、市政アンケートと隔年で実施をしております。今回の調査結果は、第六期長期計画・第二次調整計画を含めた今後の市政全般に関する基礎資料として活用してまいります。
 2番の調査項目でございます。調査項目は記載のとおりですが、前回、令和4年度は、新型コロナウイルス感染症に関する項目、また、平和・多文化共生に関する項目等がございましたので、これらの17項目がなくなって、平成30年度までと同様の17項目で実施をいたしました。
 3番、調査設計でございます。調査対象は武蔵野市に居住する満18歳以上の方で、無作為抽出で4,000人に調査票を郵送配布しております。調査時期は本年6月27日から7月26日でしたが、これは六長二調の策定に合わせて、例年より1か月早い日程となっております。回収は返信用封筒による郵送とウェブを併用し、7月16日にはお礼を兼ねた勧奨通知を送っております。なお、前回、令和4年度は勧奨通知をしておりません。
 4番、回収結果でございます。回収結果については、4,000通発送したうち1,735件を回収し、回収率は43.4%で、前回よりは6.7ポイント高くなっております。また、全回収のうち、ウェブ回収は38.8%、こちらは前回よりも1.6ポイント高くなりました。
 5番、調査速報でございます。こちらについては主な部分を御説明しますので、冊子の調査報告書のほうを御覧ください。
 まず、回答者の属性、3ページになります。性別でございますけれども、女性が54.8%で、女性の回答が多くなっております。なお、今回の調査から、選択肢に、それまでの男性、女性、その他に加え、回答しないという項目を追加いたしました。その結果、前回までその他が0.5%程度あったものがなくなり、無回答も5%程度ありましたけれども、そちらも減っております。今後のアンケート等でも参考になるのかなというふうに思っているところでございます。
 また、2の年齢別では、50歳代、60歳代が多くなっております。
 次に、6ページをお願いいたします。8番の居住年数についてです。こちらは20年以上の方が45.1%と高く、次は1〜5年未満で13.3%となっております。
 また、7ページのほうの10番の住宅の種類ですが、36.4%が戸建ての持家、次いで26.4%がマンション等の集合住宅の借家でございました。これらも前回も同じ傾向でございました。
 次に、各調査項目に入ります。8ページをお願いいたします。定住のきっかけ、それから、問2の生活環境の評価ですが、多くの項目で前回とほぼ同様の傾向が見られております。
 10ページをお願いいたします。問3の定住の意向ですが、住み続けたい、市内の他地域へ移りたいを合わせて、80%の方が定住をしたいとしております。
 11ページのほうの問3−1、定住意向の理由としては、交通の便がよい、買物が便利、公園が整備され、緑が多いが、前回と同様に60%以上の回答を得ています。
 次のページ、12ページをお願いいたしまして、一方で、問3−2、転出の意向でございますが、こちらは武蔵野市以外のところに移りたいと回答した方に理由を伺っております。こちらは、家賃や生活費が高いが36.5%と最も高く、次いで、買物が不便が18.8%でした。前回と比べると、家賃や生活費が高いは同じく1位でしたが、ポイントとしては今回8.2ポイント下がっており、2位以降も多くの項目で順位の変動がございました。前々回と前回でも変動が多い項目でして、コロナ禍での行動等の変化の影響があるのかなというふうにも捉えているところでございます。
 次に13ページ、問4、市、地域への関心度でございます。こちらは、非常に関心がある、ある程度関心があるを合わせると、市全体、地域について、ともに80%を超えております。
 飛びまして、16ページをお願いいたします。問5−2、近隣との交際がない理由でございます。こちらも前回までと順位は変わっておりませんが、仕事などで留守にすることが多く、近所の人と会う機会がないが前回から6ポイント増加し、一方で、新型コロナウイルス感染症の影響で外出が減ったは11ポイントほど減っているところでございます。
 次に、17ページの問8、地域への誇り・愛着でございます。こちらは、感じている、やや感じているを合わせると、市全体、地域ともに80%を超えております。
 次に、18ページをお願いいたします。問9の困っていること・不安なことです。老後に関することが48.6%と最も高く、前回より5ポイント増加もしております。また、2位の、自分や家族の病気や健康、介護のこと、6位の、犯罪や防犯に関することも、前回と順位は同じですが、前回より5ポイント近く増加をしております。
 次に、20ページをお願いいたします。問12は、市の情報の入手状況についてです。十分に得られている、必要な情報は得られているを合わせると、74.9%でした。
 次に21ページ、問13に、知りたい市政情報とありますけれども、こちらは保健・医療が50.3%と高く、次いで、福祉、税金と続いています。
 次の22ページには、年代別に集計をしておりまして、保健・医療や福祉は中高年齢層、また、税金や子育て・教育は30代、40代のニーズがあるように見えております。
 23ページです。問14、広報媒体の認知状況・市政情報の入手手段は、今回は新たに選択肢に、フェイスブックやX、LINE等のところになりますけれども、そこにインスタグラムを追加いたしております。また、男女平等推進情報誌「まなこ」も加えております。知っていて、利用しているは市報が66.7%と最も高く、次いで、市役所や市政センターなどが42.5%、市のホームページが38.1%でした。一方で、知らないが5割を超える広報媒体が大変多くあるのかなという印象を受けております。
 また、24ページには年代別の集計をしておりますけれども、市報は幅広い年齢層に知られており、60代、70代では70%を超えております。また、市のホームページは40歳代から60歳代の方が他の年齢よりも高くなっているということが分かります。
 次に、25ページをお願いいたします。問15、市の施策の満足度・重要度でございます。これは各項目について、満足度では、満足、ある程度満足、あまり満足していない、不満足、分からないを、重要度では、重要、ある程度重要、あまり重要でない、重要でないをそれぞれ選択をしていただく形で回答をいただいております。また、今回、六長二調に合わせまして、この満足度の表でいいますと、10番の武蔵境のまちづくり、11番、吉祥寺のまちづくり、18番、三鷹駅北口のまちづくり、23番、学校施設、25番、高齢者の生きがいづくり支援を新たな項目として追加をしております。この結果では、満足度は、ごみ、交通・道路が6割を超え、文化・学習・スポーツ、健康づくり、緑化・水辺空間、上・下水道も上位に入っております。重要度は、上・下水道、安全対策、災害対策、ごみ、交通・道路が9割を超え、上位になっております。
 30ページをお願いいたします。これは先ほどの満足度・重要度の結果を基に市民のニーズを一定の法則で得点化をしたものとなります。ニーズ得点につきましては、この見方としては、重要だとは思っているけれども満足もしていないというような見方をしていただければいいかなというふうに思っております。こちらは、トップは自転車対策、2位が行財政改革、3位が災害対策で、前回も順位は同様でございました。
 32ページに、こちらをプロット図に落としたものがございます。これでいいますと、上段の左側が、ニーズが高いもの、だけれども、あまり満足はしていないというもの、また、右側は、重要かつ満足をして、ニーズが満たされているものというふうに見ていただければというふうに思っております。
 33ページになります。問16、市政の現状や問題点は、全体として、今の武蔵野市政はうまくいっているが、そう思うと、ややそう思うを合わせると、65.5%と過半数を超えており、前回調査から3ポイントほど上がっております。
 最後、34ページをお願いいたします。問17、武蔵野市の将来像でございますが、治安がよく災害に強い安全なまちが、前回同様、トップでしたが、前回よりも8.9ポイント増加をしております。
 速報版についての御説明は以上となります。なお、市民意識調査につきましては、11月15日号市報に速報版として簡単な結果を掲載いたしまして、今後、クロス集計や自由記入などを含めた最終的な報告書は2月に作成、公表する予定でおります。また、クロス集計等の分析を行う中で、計画策定、また、施策の検討等の参考にしてまいります。
 以上で御説明を終わります。