22054【川名委員】 それをDXというのですか。というか、市民福祉向上とか業務効率のために行うものがDXであって、これは目的項ではないではないですかということを言っているのです。そうしないと、単に機械を入れただけで満足してしまって、結局何も効率化にならないと、機械の取扱いだけで1年中暮らしてしまっていて、実は慣れた頃には次の機械ができてしまうというのが結構どこでも起こる作業になっているのです。要は目標指標として、市民の負担を減らす、業務効率を高めるということを目的にしているのですよね、DXが目的ではないですよねということを確認したいのです。
それをしない限りは、先ほどの交換便でずっと紙を運んでいるのも何だろうと思っていて、ずっとやっているからそのままやっているという話ではなくて、そもそもこれは必要なのという観点から入っていかないと物事が進まない、だからこそ変革と言われるのではないでしょうか。この意識というのは皆さん共通なのですか。この市政概要を見ていて、手続のワンストップ化に向けた窓口業務の改善と書いてある、それは当たり前の話で、別にそれはDXでも何でもなくて、デジタルでなくてもできる話です。申請手続のDX推進は、DX推進ではなくて、推進によって何をするかではないですか、この書き方というのは。これ、もうちょっと意識をそれこそ変革しないと、道具にとらわれている、あるいはそのことによって違うお金を使ってしまうということになるのですけど、そういう感覚は今お持ちではないでしょうか、確認させてください。