22211【福山地域支援課長】 委員より、成年後見制度の現状と課題についてという御質問をいただきました。おっしゃるとおり、令和5年度1年間をかけまして、健康福祉総合計画と共に、第2期の成年後見制度利用促進基本計画をまとめてきているところでございます。その前段となる実態調査のアンケート調査の中では、委員御指摘のとおり、成年後見制度を知っているという方が54.3%ということで結果が出ております。これを計画策定の専門部会の委員長、委員の方に示したところ、やはりとても高い数字で認知度があるということについては、驚きをもって受け止められておりました。
ただ委員から御指摘があったとおり、その計画策定の中でも、やはりこの成年後見制度という制度が、誰にとっても困っている方を救うための、誰でも利用できる制度として位置づけられるべきという認識と、制度を正しく理解して、一定誰もが最後まで安心して利用できる制度につながるような周知をしていくというところは、引き続き課題だと認識しております。
今後の方向性につきましては、3月末ぐらいには計画を公表できると思いますが、国の第二期の成年後見制度の改定に伴いまして、令和6年度から武蔵野市もこの第2期の計画をスタートするのですが、大きく権利擁護支援という目標に向かって、そこにつながるように、制度の利用促進を引き続き市としては図ってまいりたいと認識してございます。
以上です。