22249【藪原委員】 分かりました。利用者の方からの評価は大分高そうなので、それは安心いたしました。ただ一方で担い手の問題というのはやはりあるようで、このレモンキャブができた当時というのは、恐らく車椅子を乗せることのできる車両というのもそれほどあったわけではなくて、そこに市が予算を投じて御高齢者の移動をサポートするということは、一定の意義があったのかなと思います。例えば市長は、このレモンキャブを子育て世代にも広げていきたいといったような御意思のほうも見せていただいておりまして、私もぜひそれは進めていっていただきたいなと思っております。
そこで、その担い手不足、要するに利用者が今後さらに増えることを想定すると、例えばそういった車椅子の問題とかも含めて、実は今、一般のタクシーなんかはジャパンタクシーが主流になって、車椅子を乗せるというのはもう標準になっています。それに対してタクシーのドライバーも、車椅子を運ぶ上での講習などもしっかりと受けてきています。そういったことで、私はレモンキャブはレモンキャブであってもいいと思いますけれども、同等にタクシー事業者との連携、活用、こういったものに対しても今後検討していってはいかがかと思うのですけれども、検討したことはあるのか、もしくはその可能性などはどうなのかということを、ちょっとお伺いしたいと思います。
また、例えばさらに子育て世代なんかに広がるとして、レモンキャブの場合は、ドライバーさんが顔見知りであるということが、ある意味でメリットなのですけれども、実は、知り合いにどこに行くか知られたくないという声もあると思うのです。そういう意味でも併用していくということは一つの選択肢かなとも思うのですが、御意見を伺いたいと思います。