22823【松崎環境部参事兼緑のまち推進課長事務取扱】 二俣尾と奥多摩の森林整備事業についてでございますが、そうですね、今委員のほうが一番最後のほうで言ってくださったとおりなのですけども、結局、森林整備といっても、なかなか都市部の市民の方は御理解が難しいのかなと思っております。それで、当課のほうで所管しております森の市民講座というのは年に5回、それから委託してやってもらっているので、プラス5回とあるのですけれども、これには、毎回おおむね15名から20名くらいのお子さんと、その親御さんが参加していただく、草木染めですとかコケ玉作りとかあるのですけども、そのイベントに参加していただくだけではなくて、森はどういう役割をしているのかという講座を聞いていただき、また、半分の時間を使って、お借りしている、協定を結んでいる山を歩いて、散策して体感してもらうと。また、そこでは、森林整備の基本的なことを目で見て、また、専門の財団さんのほうから説明もしていただいているということで、少しずつですけれども、周知啓発を進めているところでございます。
これが行く行く、恩恵を受けている都市部の市民として、ここはたまたま2か所とも東京都ですけれども、そこをお金を少しずつかけて整備していく意味がどういうことなのかというのを知ってもらうというのが目的で、こつこつとやっている事業だというふうに御理解いただければなと思います。