22834【高橋まちづくり推進課長】 三鷹駅北口に関します令和6年度の進め方というところでございます。三鷹駅北口に関しましては、三鷹駅北口街づくりビジョンで定めます、交通体系を先行して検討を進めているところでございまして、基本方針を今年度策定する予定になってございます。その中では、事業手法として、共同化により公共用地を創出する地域主体の方式というのと、あと、直接買収する行政主体の方式というのを、まずは両論併記させていただいています。あとは、西側の拡張案と北東拡張案ということで、こちらも両論併記させていただいているところでございます。
令和6年度につきましては、実現性の観点で、実交通への影響ですとか、あと、事業手法による経済性等の検証をして、地権者の意向を確認しながら、令和7年度以降に拡張の方向性と事業手法を絞っていきたいと考えているところでございます。その後なのですけれども、土地利用ですとか、緑、にぎわいの分野についてもビジョンに明記してございますので、街づくりビジョンの改定という形で令和8年度を目途に進めていきたいなと思ってございます。
ちょっと具体的なところでいきますと、予算の概要のほうでも示させていただいておりますが、一応大きく交通体系、事業手法、にぎわい、ビジョンの部分で主に委託料のほうを上げさせていただいています。主なものを申しますと、交通体系の部分につきましては、現況の交通量の実態調査、コロナがありましたので、その辺の調査を行っていきたいというようなことですとか、あと、駅前広場の2ロータリー化、拡張に関わる検討を行っていきます。
事業手法につきましては、駅前広場の拡張の事業手法に関する先ほど申しました検討、両論併記されているようなところの検討で、先ほどもちょっと委員のほうからございましたボリューム感ですとか、そういったところのケーススタディというのを検証していきたいなと思ってございます。
それとあと、土地利用の部分につきましては、現況分析を行った上、交通体系の見直しですとか、歩行空間の充実に合わせたしつらえの検討というのをやっていきたいと思ってございます。
あとは、今後の、先ほど申しましたビジョンの改定の準備ですとか、あと、パブリックスペースの利活用についても続けていますけれども、何年かやっていますので、こちらをどういった形で更新していくのかというのも、考え方というのを整理していきたいなと思ってございます。
ですので、規模感については、先ほど申しましたように、西側街区の低利用地ですとか、北東の広がる場合について、ケースによって、また、事業手法について変わってくると思いますので、それを令和6年度にケーススタディを使って検証していきたいと思っているところでございます。