23196【藪原委員】 今御答弁では、できるだけということでしたけれども、私としてはやはり必ず男女は分けていただきたいと思いますし、ちょっと御答弁の中にはなかったのですけれども、指導に当たる教員、これも例えば低学年であれば教員の指導が必要な場合もあるかと思うのですけれども、同性の教員が指導に当たるべきだと考えます。ちょっと足りなかった分、御答弁をいただきたいと思いますし、ぜひこれは、それこそ学校規模の問題もあると思うのですが、できる限り、というより、絶対的にやっていただかないとなと思っているので、これはよろしくお願いいたします。それは御答弁ください。
続いて次の学校の防犯カメラについてもお伺いしたいと思います。先ほどの更衣室の質問にも多少絡む、つながる話なのですけれども、学校内への防犯カメラの設置についてはどのようにお考えでしょうか。私としては、一般質問でも行いましたが、防犯カメラには抑止力的な効果もあると考えています。
例えば私が一般質問のときに取り上げた内容では、練馬区では学校長が生徒に対する性暴力で逮捕されるという事件が起きました。事もあろうに、子どもたちにとって最も安全でなければならない学校内というところで起きた事件でもあるわけです。そのときには教育長からもいろいろと御答弁をいただきました。
今回はさらに市内でも事件が発生し、不安を抱えている保護者の方はかなり大勢いらっしゃいます。これは本当に大勢いらっしゃって、私のところにも物すごく連絡が来ました。体感的な大勢ではなく本当に大勢いるということは、教育長も恐らく把握している、お話はいろいろ届いていることと思います。なぜそうしたことが起こるのか、様々な要因があると思いますけれども、やはり未然に防ぐことが私は大切だと思います。学校に死角をつくるべきではありません。
今回この防犯カメラについては、何も更衣室の中につけてくれというわけではなくて、その出入口です。誰が出入りしているか、こうしたことを記録するだけでも、相当の抑止力になるのではないでしょうか。加害者にも被害者にもしない指導、教育というソフト面からのアプローチも重要ですけれども、被害が起きない環境整備、ハード面の整備は学校設置者として責任があると思います。御見解を伺いたいと思います。