23202【藪原委員】 分かりました。人事についてはいろいろ東京都のほうに課題もあるだろうということは分かりました。これからも現状については強く訴えて要望していっていただきたいことを強くお願いします。
1個確認なのですけれども、とすると、現状ではそういったことが実現できていない学校もある。要するに同性教員による指導でないケースというのは、残念ながら人事の配置の関係で、武蔵野市内であるのかということだけ、これは確認させてください。
それからカメラについてはいろいろあると思いますけど、多くの保護者の方の御意見でもあると思いますので、ぜひ考えてください。よろしくお願いいたします。
あと、不登校の話をちょっとお聞きしたいと思います。これは他の委員から多くありましたから、私からはちょっと個別のことになるのですけれども、この不登校の原因にもなっている起立性調節障害について伺いたいと思います。これは、ちょっと私もあまり詳しいわけではなくて申し訳ないのですけれども、やはり市民の方より御相談を複数受けましたので、これについてお聞きしたいと思います。
この起立性調節障害というのは思春期の子どもに多く起こる病気の一種で、朝になかなか起きることができない、朝の食欲不振、全身倦怠感、頭痛、立っていると気分が悪くなる、立ちくらみなどの症状が出るもので、午後になると体調が回復してくるということも割と傾向的にあるそうです。結果として、夜に目がさえてしまって寝られず、起床時間が遅くなり、悪化すると昼夜が逆転ということにもつながってしまうということが、いろいろ調べると出てきたわけです。
見た目になかなか判断のつかない病気であることから、周囲の理解が得られず、本人や家族はかなり悩みとして抱え込んでしまっているというケースがあると聞きます。こういった見た目などで判断の難しい特性について、教職員や周りの児童生徒が正しく理解することが重要だと考えます。その上で、児童や生徒、保護者、御家庭に対してきめ細かい支援をしていくことが必要だと考えますけれども、御見解を伺いたいと思います。