23328【川名委員】 教育費に当たって、市長公約と教育委員会の考え方について確認をさせていただきたいと思っています。よく言われるのは、教育に政治介入をするなという意見もあるし、一方で、市長公約というのは、民意を受けて実現しなくてはいけないことがあって、そこをどう実現していくかというのは、かなり難しいとは思うのです。結論としては、きちんと両方とも協議していくということになるとは思うのですけども、小美濃市長としては、先ほど来の二中、六中の白紙ですとか、給食無償化ですとか、オンライン授業をやるとか、あと、セカンドスクールの日数を増やすという公約を掲げて当選されているのですから、ここは民意があると。かといって、教育委員会としては、今までのいろいろ積み重ねてきたこともあって、急に市長に言われても困るのではないかというところもあります。かといって、市長は、予算も握っていますし、人事も持っていますし、教育委員会の選任も持っているといって、実は権力的にはかなり強いところもあるので、こういう状況の中で、まず、小美濃市長はどうやって公約を教育委員会の方々と協議をしていくのか。強制的にやらせることもできますし、教育面をきちんと第一に考えて、子どものことを優先して、私の意見はこうだと伝えていくやり方もある。どういう手法でやっていくのかということが、これは市長に伺いたい。
逆に言うと、教育委員会としては、今までの方針とは変わったことを掲げて市長が当選してきています。それは絶対駄目よとも言えないでしょうし、かといって、検討しないわけにもいかない。とすると、どう今後考えていくのか。この2つの点それぞれに伺いたいと思います。