12052◯15番(蔵野恵美子君) ぜひお願いしたいと思います。
次に、タイトルにもしました、市民満足度に一層寄与するDXということで、こちらももう少し進めていただきたいと感じました。これまでは基盤整備とか庁内の業務効率改善に関する取組のそういった段階だったのかなと思いますけれども、計画の残りの2年は、ぜひ市民が効果を実感しやすい、そういったDXにも比重を置いていただきたいと感じています。例えば、2023年度に、eスポーツ。これなんかもDXだと思うのですが、こういった直接市民がダイレクトに関われるようなDX、こういったものもいいなと思います。壇上でも紹介しましたけれども、DXの活用に比較的適応性があるのが、学校とか保育園は意外と適応性があるのかなと感じています。町田市の学校教材とか給食費に関するDX化、これは本市でも大いに参考になると思いますし、質問の学童クラブの長期休暇中のお弁当──まだ決まっていないですけども──を導入する際にも大いに活用できる取組だと思っています。学校関係というのは、やはり教員と保護者と児童と事業者とそれぞれ主体が多いのと、割と細かいやり取りが多い場所だと思うのです。そういったところでそれぞれDXで連携することで、そういった煩雑さの解消だとか、保護者側もつながっているという安心感を得やすくなると感じています。学童クラブのお弁当は、父母会の方から聞くと、やはり集金が本当に大変なのだと、そういうことだったので、ぜひそういったところには行政が主導となってDXを導入して、全校統一のそういったシステムをつくり上げていただきたいと思ってございます。ここら辺は研究しますということですが、ぜひ今年度大きく前進することを見届けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。そういった学校に関するDX導入に関して、まず御見解を伺いたいということと、あと、介護分野は本当にかなり前向きな御答弁をいただいたので、ぜひよろしくお願いしますと申し上げたいと思います。
それで、もう一つ、最近思うのは、多文化共生の対応です。今後、随分増えてくると思います。そういった翻訳機能のDXの導入について御見解をいただきたいのですが、既にホームページとか市報で導入されていますけれども、翻訳機能というのは本当にたくさん様々なところで導入できると思うのです。例えば、私は2021年の第1回定例会一般質問で、転入者が最初に渡される日常のルール、まちのルールなんかが書いてある、わたしの便利帳。これは市民から翻訳版が欲しいという相談があったので、質問したことがありました。当時、MIAの方に翻訳をお願いしたことがあるというような答弁だったのだけれども、2年に1回、便利帳の改訂があるから、なかなか翻訳も大変だというような、ちょっと後ろ向きな御答弁だったことを記憶しています。現に改善されていないのですけれども、でも、今、実は更新にもすぐに対応できる、そういった翻訳ソフトというのがもうあるのです。ですので、そういったものを活用して様々なところに本当にDXが使えると思いますので、その辺に関して、翻訳です。あと、防災アプリなんかもやっている自治体には、外国人の方が本当に12か国語ぐらい一発で変換できるようなアプリなんかもありますから、ぜひそこら辺の翻訳機能に関する御見解も併せていただきたいと思います。