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令和6年第1回定例会

2月28日(水曜日)

令和6年第1回定例会
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大野あつ子
大野あつ子
市議会公明党現職

映像ID: 2657

12088◯3 番(大野あつ子君)  ありがとうございます。半分ぐらいの方が何か潜在保育士で、資格は持っているけれども保育には携わっていないということであり、それで国のほうで進めているようなのですけれども、一日子どもを預かる保育園という形だと難しいけれども、例えば、短時間でとか、この日だけとか、こども誰でも通園制度というのは毎日お子さんが通うわけではないので、また違う形で、子ども協会等を間に入れる形でこの潜在保育士を活用していくという工夫ももしかしたら今後考えられるのかなということで提案をさせていただきます。これは要望といたします。
 次に、4番目の奨学金の話なのですが、これを取り上げましたのが、やはり知り合いのひとり親の家庭の方のところに、大学受験の時期だったので、どうですかみたいな話をしたときに、やはりどこを受けるかというよりも、お金をどうしようという話が一番に出てきて、非常に優秀なお子さんなので、切ないなと思って、様々調べる中で、世田谷区の、給付をやっているというのが飛び込んできたので、今回取り上げさせていただきました。
 その中で、調べたのですけれども、東京都内で給付型の奨学金を自治体でやっているところはどこがあるのだろうということで調べさせていただきましたら、コロナ禍で、また、壇上でも紹介しました国が給付型を初めて始めたということで、自治体で3か所やっているところが私が探したところでは見つかりまして、1つは、足立区が2023年度から給付型をスタートしていて、これが非常に面白い制度で、大井競馬場の上がりを特別区は分配してもらえるのだそうです。その分配金が、何と足立区は6億とかあるので、その6億を使って、40名限定で、入学料、授業料、施設整備費の実費相当額。しかも、紹介しました医学部とか歯学部は格段に学費が多いのですけれども、そこも出すという、すばらしい、全部出すと。この40名に当選すれば全部足立区が出してくれるという制度です。これはすごいなと思って。それが足立区です。あと、大田区が、令和3年3月創設で、就学支援、クラウドファンディングによる寄付を募っていると。クラウドファンディングで足りない部分は福祉事業積立基金の積立金を一部充当するということで、15万円を50名というものが大田区です。港区についても、令和3年4月から、成績優秀で就学への意欲が高い者ということで、港区はなかなかすごく細かくやっていまして、こういう形で、赤い部分が港区が補助する部分なのですけれども、国が補助し切れない部分を港区が持ちますよというような形で、港区のものもございます。
 今紹介した3つの都内の自治体ですが、例えば、足立区の例でいうと、武蔵野市だと競輪、競艇事業、11市のものとかが、令和4年度の決算だと5,000万円来ていると。あと、クラウドファンディングについては、やってみればいいかなと。港区はふるさと納税を原資にしているということで、武蔵野市は、事、教育について、教育に税金を注ぎ込んでいくということについては非常に市民の理解が得られやすいところ。皆さん、教育ならということで、市がお金を出すことについて非常に賛同していただけるのではないかなというふうに思っております。武蔵野市は、本当に所得の高い方もいらっしゃいますけれども、やはり、ひとり親家庭であったり、様々な事情で大変なところもある。その中で、市が、例えば、50名なら50名限定でも構わない。例えば、5,000万使うのだと、50人だと100万ずつ支援することができるわけです。だから、何とかここは、市長、ぜひこの支援をやってほしいと思うのですが、いかがでしょうか。