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さこうもみ
映像ID: 2658
12097◯13番(さこうもみ君) ありがとうございます。オンラインに関しては、拡充をしていくという前向きなお言葉をいただきましたので、少しずつだと思いますが、市民の方が参加しやすい形が広がっていくことを期待しております。どうぞよろしくお願いいたします。
女性相談支援員に関しては、根拠法が変わるというところで名称が変わりますということと、法の趣旨に基づいてというところで御答弁をいただきまして、ありがとうございます。名前だけ変わるということにならないように、きちんと。やはりこの新法ができることというのは、先ほど最初に壇上のほうでも申しましたが、売春防止法の考え方から脱却して、新しく、困難な女性をどう支援していくかというところは本当に大きく変わる部分だと思いますので、伴走支援の在り方、女性たちの支援の在り方ということも庁内でぜひきちんと進めていっていただきたいなというふうに思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
ヒューマンあいについても、今後、整備、検討していくということですが、やはりヒューマンあいは立地に関しても、武蔵境の駅からかなり近い場所に実はありながらも、ちょっと隠れていて見えづらかったりですとか。ただ、立地を生かせば、本当に居場所になったりですとか、人が訪れやすい場所としてもっと活用していける可能性を持っている場所だというふうに思っています。先ほど例に挙げました川崎の男女共同参画センターでは、センターの中で相談ナイトですとかマルシェなどをやるだけではなくて、出張事業という形で駅の近くのカフェを借りるですとか、マルシェであれば何かスペースを借りるみたいな形での事業実施というのも行っているそうです。センターの中だけではなく、ヒューマンあいという機能自体をどうしていくのかという観点でぜひ前向きに今後の在り方を検討していっていただきたいなというふうに思います。こちらは要望とさせていただきます。
HPVワクチンの接種のところに移ります。こちらは昨日と重複するところもあり、同じことを回答いただいてしまって申し訳ありませんでした。先ほど都の補助2分の1は決まっている上で個人負担をどうするかというところは検討とのことでしたが、全国に先駆けて助成を開始した中野区については、対象者は小学校6年生から高校1年生相当の男子で、助成金額は全額助成という形で実施をしています。このHPVワクチンは、男性の接種になると、4価のガーダシルというワクチンになりますが、接種費用は、1回2万円弱を3回接種するので、大体合計で6万円ぐらいかかるということになります。ですので、2分の1の補助があったとしても個人負担は3万円と、かなり高額な状況になっていますので、もちろんほかの任意接種のワクチンとのバランス等はあると思いますが、3万円の個人負担というのはかなり高額だなと思いますので、ぜひ打ちたいな、接種したいなと思った方がきちんと接種できるように全額助成をしていただきたいなと思っています。ここは御答弁が難しい部分もあるとは思いますが、今後の意気込みを一言だけ伺えればなというふうに思います。子宮頸がんについての啓発というところでは、カードですとか、ポケットティッシュですとか、様々啓発を行っていただいているということですが、やはり、どういうがんなのかというところをぜひきちんと、特に若い世代に伝えていっていただきたいなというふうに思っています。成人式でパンフレットも配布いただいているということですが、子宮頸がんは早期がんのうちに治療をすれば治癒率も高いのですけれども、やはり進行がんになると、再発率、死亡率も非常に高く、進行が早いがんとしても知られていますので、若い世代に向けた情報の発信というところは今後も丁寧に行っていっていただきたいなと思います。男性の接種の助成のところだけお伺いをしたいと思います。
最後に、避難所運営のところをお伺いをいたします。マニュアルの中できちんと記載等をしていただいているということで、ありがとうございます。避難所の性被害を防ぐためにできることとして、内閣府が男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドラインというものを出していますが、そちらを参考にして、マニュアル作成などをされているかというところをお伺いをいたします。その内閣府の男女共同参画の防災・復興ガイドラインの中では、性被害やDV防止というのはポスターを避難所の中に掲示をするということだけでもかなり改善があるというふうに記載があります。そのような、実際に避難所運営をするときにすぐに使えるようなキットのようなものを用意するのはどうかなと思っています。実際にトイレですとか性被害が起こりやすいような場所にポスター掲示をしていく。先ほどチラシが入っているというふうにおっしゃっていましたが、避難所をつくったときにポスターを掲示していくというだけでもかなり効果があると思いますので、ぜひ行っていただきたいなと思いますが、御所見を伺えればと思います。
初動要員については、男女比、ありがとうございます。44%いらっしゃるということで、安心をいたしました。ちょっと初動要員とは異なるのですけれども、自治体の防災担当の部署に女性が少ないと何が起こるかというところを内閣府の男女共同参画局が全国の自治体に調査を行っているのですけれども、全体の61%に当たる1,063の自治体では、防災担当の部署に女性職員がゼロという結果が出ているのです。武蔵野市は女性の課長もいらっしゃいますし、いいことだなというふうに思っているのですけれども、やはり防災の部署に女性がいないということは、実際に女性の生理用品ですとか哺乳瓶とかおむつとかの備蓄に遅れが見られているというような結果も出ていますので、ぜひ初動要員も含めて防災に関わる職員の男女比というところは今後も注意をして取り組んでいっていただきたいと思っていますが、その点はどのようにお考えか、お考えをお聞かせいただければと思います。
最後に、避難所の女性リーダー設置については、市内の自主防災組織等は市で強制できるものではないとは思いますが、そのような地域の方に対しても、女性のリーダーがいることのメリット、価値をぜひ伝えていっていただきたいなというふうに思っています。どのようなコミュニケーションが可能なのか、市として考えていることがあればぜひお聞かせください。高知県では、例えば、地域の防災会の副会長を男女1名ずつにしましょうということを規約に書き込むなどの取組をされているそうで、そのようなやり方もあるかなと思います。御検討いただければと思います。
以上、お願いします。