12133◯19番(橋本しげき君) 私はやはり市政は後退していると思います。私が前に聞いたときは前の市長は、健康保険証の廃止の中止についてはそういう立場の答弁があったと思いますが、やはり市政は後退しているなということを思いました。
それからちょっと次に大きな2番目のほうに質問が行きますが、有機フッ素化合物(PFAS)の問題についてなのですけど、これについては、3番目のところで市のホームページの記述の変更を、私はさっき質問で求めました。今後の変更の可能性については言及されたと思うのですが、よりよい表現をするようにということで、随時それは考えるということだったのですが、今回の私が求めた部分についてはどのようにされるのかを、改めてお聞きしておきたいと思います。
それから4番目のところで聞いたのは、PFASの値が50ナノグラム/リットル以下であれば──これは水道水についてですけれども──安全という認識なのかということを聞きましたが、答弁は、水質基準に適合した水道水を供給しているという答弁なのです。その基準が安全だというような立場からの答弁と思えるのですが、安全だという認識なのかどうかについて、はっきりと御答弁いただきたいと思います。
これは科学的知見が求められるので、もちろん専門家がどういうふうに評価しているかということはあるわけですけれども、しかし、そういういろいろな知見の上に立って我々は政治をしているわけで、市長の認識がどうなのかをやはり聞いておかなければいけないので、お答えいただきたいと思います。安全と思っているのかどうかをはっきり聞きたいと思います。
それから5点目に聞いたのは、国と都にどのような内容で、どの程度の規模の財政支援が必要と考えるかと聞いたのですが、こういう要望をしているということは御答弁があったのですけれども、それが武蔵野市でもしそういうことを実際にやる場合には、どれぐらいの費用がかかる、どれぐらいの規模で、市として行政的にそれを行うということになるのか、その概略でもいいので、イメージでもよいですから、お聞きしておきたいと思いますので、お答えいただきたいと思います。
それから最後の9点目に、浄水器の設置について、浄水器を実際に公共施設に設置する、それからまた民間についてはその設置の補助ということを求めたのですが、それは今考えていないということだと思うのですけど、やはりこれは予防原則といいますか、世界の中でも、日本がやはりどんどん遅れていく、基準が緩い状況のまま、世界に遅れを取っていくという状況が今見えてきている下で、市としてやはり率先して先進的な取組は、私はやっていいのではないかというふうに思っているわけです。
それはやはりこの間のことでも、市長の選挙公報では、14万市民を守ること、これが市長の一番重要な責務ですと言っているわけですから、その立場で臨むべきであると。家具転倒防止金具、器具をつけるということをやろうというわけでしょう。それは市民の命を守るということなわけですよね。それから放射性物質だって、あの3.11の後に、やはりそれが大問題になって、この関東地域も放射性物質が広がったときに、市としてもいろいろな取組をやったと。ですから今回のPFASについても、やはり世界基準から日本が取り残されようとしているときに、市としては、これは積極的な対応をやってもいいのではないかと思います。それについてもお答えいただきたいと思います。