12295◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第7号 武蔵野市印鑑条例の一部を改正する条例の総務委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)今回廃止となる専用端末機は保守契約の終了が理由とのことだが、別メーカーの機械の導入などはないのか。答え、廃止に伴い、別の機械を導入することはない。コンビニエンスストアのマルチコピー機で代替できると考えている。2)住民票や印鑑証明など、まだ多くの市民が市役所で取得しようと訪れると思うが、市役所にマルチコピー機の設置はしないのか。答え、検討はしたが、コスト面と、コンビニエンスストアの年中無休に比べると市役所は日中のみとなるため、窓口利用をしてもらいたいと考えている。3)自動交付機の廃止はサービスの低下と捉えているが、どのように考えているか。答え、市民サービスは低下する面もあると思うが、徐々にコンビニで取ることが意識的に根づいてくると考えている。4)これまでどおりに印鑑登録証カードだけ持ってきて、身分証明書を持ってこない方への対応はどうするのか。答え、身分証がなくても、質問をするなど別の方法で本人確認をして出すことはできる。5)市役所が発行する同じ書類が、自動交付機だと200円、窓口だと300円で、一物二価というのはよいのか。答え、現在の適正価格としては300円であり、自動交付機利用開始時に、なるべく使ってもらうため100円安く設定した。現在、手数料は300円以上かかっており、いずれはそちらに統一していくことを考えている。6)令和6年度以降、これまで届出等に添付しなくてはならなかった印鑑証明や住民票が省略できる部分は増えていくのか。答え、マイナンバー法の中で情報連携を行っているので、そうした仕組みが徐々に構築されて運用されていくと考える。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、賛成討論でした。
討論の趣旨を紹介しますと、システムが変わっても混乱しないよう、また、市民サービスが低下しないよう努力することを求めて賛成するというものでした。
採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。