12348◯厚生委員長(宮代一利君) ただいま議題となりました議案第14号 武蔵野市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第15号 武蔵野市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、以上2議案の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
2議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)協力医療機関との連携について、市としてどう取り組むか伺う。答え、高齢者施設等の中で対応可能な医療範囲を超えた場合に、協力医療機関との実効性のある連携体制を構築するもので、状況に応じて、各施設等も含めて協議会などで対応準備を進めていく。2)看護小規模多機能型居宅介護の整備状況と今後の考え方について伺う。答え、令和7年度の早い段階で2か所目が開設される予定である。さらに第9期介護保険事業計画において、小規模多機能事業所を1か所整備する方針である。ニーズなどを調査し、議論を進め、今後の整備計画について考えていく。3)常勤換算の方法が変更となるが、市内での影響はあるか。答え、市内の事業所においてはこの方法を適用するところはないと考える。4)介護療養型医療施設の市内での状況と、今後の開設の見通しについて伺う。答え、介護療養型医療施設は市内にはなく、事業者の経営判断の側面もあり、難しい状況と考えている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、2議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。