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令和6年第1回定例会

3月12日(火曜日)

令和6年第1回定例会
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藪原太郎
藪原太郎
立憲民主ネット現職

映像ID: 2681

12431◯総務委員長(藪原太郎君)  ただいま議題となりました陳受6第4号 隠し事のない市政実現のために、市報の公報機能の強化に関する陳情の総務委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 主な質疑は次のとおりでした。
 1)選挙結果が市報の1面に掲載されなくなったことの理由を伺う。答え、積極的な理由があるわけではなく、その時々の状況で、1面や特集ページに掲載すべき事柄について、広報委員会で決定している。令和5年5月1日号で言えば、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことや、ワクチン接種情報などのお知らせすべき情報があったため、選挙結果が3面の掲載となった。2)市報をつくる際に、情報公開条例の規定に留意している点について伺う。答え、情報公開条例第5条に、「市政に関する正確で分かりやすい情報を市民が迅速かつ容易に得られるよう、情報公開の総合的な推進に努めるものとする」との規定があり、この趣旨にのっとり、積極的に市政情報を提供し、情報公開を総合的に推進していくことを念頭に編集を行っている。3)市報は官報的な要素を持った広報媒体と考えるが、市は市報の位置づけをどのように捉えているのか伺う。答え、官報的な役割もあり、公の公報としての役割も重視しているが、全体的な紙面のつくり方としては、見せる広報、伝える広報という役割も含め、全体のバランスで考えている。4)本市の広報発行規程第3条に定めている市報掲載事項には、首長や議会の選挙結果が入っていない。公の公報を強調していくのであれば、この規程は見直しが必要ではないかと考えるが見解を伺う。答え、選挙結果は選挙管理委員会からの告示に当たるため、第4号に含まれると認識しているが、規程の見直しに関しては検討していきたい。5)首長選挙が行われたときの広報への掲載について、他自治体ではどのような状況になっているのか。答え、令和5年中に首長選挙が行われた事例では、22自治体中、半数の11自治体が1面に選挙結果を掲載しており、1自治体は特集号を出していた。そのほか、中面掲載が5自治体、掲載なしが4自治体、1自治体は首長の挨拶文の下に結果が1文で掲載されていた。
 以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は2名で、反対討論1名、賛成討論1名でした。
 反対討論の趣旨を紹介しますと、市報について考えるよい機会になったと考えるが、市報の編集は市長が行うものであり、陳情という形で決めることには疑問があり、反対するというものでした。
 次に、賛成討論の趣旨を紹介しますと、市長の編集権を認めた上で、2つの陳情事項を十分に考慮してこれからの編集に当たっていただくことを求めて、賛成するというものでした。
 以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決しました。よろしく御審議をお願いいたします。