14277◯6 番(宮代一利君) ありがとうございます。午前中に文教委員会が行われていて、先ほど質が違うと申し上げましたけれども、執行部の判断の誤りとは別で、市庁舎全体としての決裁システムの問題、あるいは電子システムに通さずにやってしまっていて、では、電子システムのほうをどういうふうにブラッシュアップしていけば今後もっとよくなっていくのかというようなところと、両方がパラレルで走りながら議論になっていると思うのですが、そのことについて、両方に共通することは、やはり日頃から一般質問で申し上げている、リスクマネジメントをどうするのですかということに関することにだんだん集約をされてきているのではないかなというふうに思っています。
その中で、午前中にも出てきましたし、先ほど市長もおっしゃったのだけど、しっかりと取り組んでいきますという回答が何度もあちこちで出てくるのです。しっかりととは何なのですかと。私は議員になってから5年間、最初からずっとリスクマネジメントをやりましょうと申し上げているけど、いまだにリスクマネジメントという言葉が、概念が、この市庁舎の中で正しく浸透しているとは感じておりません。このリスクマネジメントを、例えば教育長のほうの案件のときに、多分理事者が集まって話をしたりするときに、リスクマネジメントという手法をその話合いの中にも取り入れていくということが日頃からなされる必要があるというふうに考えています。それから、もう一つの教科書の買入れの問題についても、各部署において、こういう進め方をしたらどんなリスクがこの先に生まれてくるのだろうかということをいかに洗い出していくのかということが重要だというふうに考えていて、そのことをこれからしっかりと。私も言ってしまいます。しっかりと実行していただきたいというふうに考えておりますが、そのことについての市長のお考えを伺いたいと思います。