14279◯25番(川名ゆうじ君) これまでの皆さんの議論も踏まえた上で、確認の意味で質問させていただきたいと思います。
ハラスメントのことに関しては、一般論として、これは被害者の立場に立って考えるべきだということは市長も御答弁になったと思うのです。今回の当該の教育長が行ったハラスメントの内容については、知るすべがなかったということでよろしいでしょうか。内容については分からなくても、当該の機関がハラスメントを理由にして処分をしていた、このことは事実として認識しているということでよろしいでしょうか。ちょっとこの辺が議論がいろいろ幅広くなっていたので、このことを確認させていただきたいと思います。
議会への情報提供については、やはり反省をされているということもお話があったので、それはそれで尊重したいと思っています。なおかつ、小美濃市長は議長経験者でもあって、議会の大切さも分かっていると。逆に、もし小美濃市長がまだ議員であったら、多分、急先鋒に立ってこれは追及する立場だろうなと思っているからこそ、今回自らを処分したのだろうなと推測しているのですが、ハラスメントのことは別として、今回、22日に通報があって、この事実が分かったというお話だったのですけれども、これは通報がなかったらどうなっていたのでしょうかというのを、私は今、ちょっと危惧をしているのです。私たちのところにも、実は議決してしまった後に、この議決でいいのかという問合せが来ていて、知れば知るほど、ちょっとこれはいかがなものだったのか、議決する、しないというのですか、その前の情報があまりにも不足だったというのを私は反省をしています。そう考えると、執行部側がこれから人事案については検討するという話もあったのですけども、従来どおりの考え方、手法で教育行政のトップを選んでいくということに関しては課題があったと思っています。そういう意味で、具体的に何をするというのはこれからでしょうけれども、今後同じようなことを繰り返さないためにも、教育行政のトップの選び方についてさらに見直していくのかどうか、ここを最後に確認をさせていただきたいと思います。