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令和6年第2回定例会

6月13日(木曜日)

令和6年第2回定例会
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下田ひろき
下田ひろき
会派に属さない議員現職

映像ID: 2722

12608◯23番(下田ひろき君)  分かりました。ぜひともその辺の部分というのは、専門家含めて、先生だったりですとか、家族、あと当事者だったりですとか、そういった部分でもっと強化をしていかなければなと。そういった部分が不登校対策にも僕はつながっていくと思いますので、ぜひともそこは力を入れて、注視して、様々な施策を展開していってほしいなと要望させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 続いて、ギャンブル依存症に関してなのですけど、やはりこの問題というのはゆゆしき問題であり、水原一平さんが26億不正送金したという部分で、かなり皆さんにこの依存症のことが理解されたと思います。そういった病気があるというような部分だと思います。
 それで、武蔵野市として、なぜ先ほど公営ギャンブルの件も聞いたのかというと、競輪事業、あと競艇事業を開催させていますよね。売上げも年々上がっている。コロナ禍の中で、インターネット投票などで年々上がっているというような数字を僕はお示しをすることによって、その裏に被害者がいるのです、ギャンブル依存症で苦しんでいる人。ギャンブル依存症は、本当に本人もつらい、それで家族もつらいのです。それで様々な事件に巻き込まれる。そして、時には自殺に追い込まれて自死するという事例も多々聞いてきました。本日も家族会の方が傍聴に来ていただいておりますけど、家族の心情というのは、もう本当に大変です、いろいろと見聞きしている中で。本市としても、公営ギャンブルで、今後契約も変えて──先ほどなぜ青梅市と府中市の配分金をお示ししてもらったかというと、それは包括的な契約によって、府中市、青梅市って、先ほども本当に30億40億配分金で入るのです。それで学校整備とかいろいろな部分で市の施策にその予算を使って様々な部分にしているのですけど、その裏には被害者がいるというのはしっかりと知らなければならない。
 それで、先ほど市長も、今後武蔵野市も、六市だったり十一市とかも契約方法を変えて、府中市レベルだったり青梅市レベルの何か配分金をもらえるような契約方式に変えていく考え、そこら辺を事業者といろいろと打合せして、もっと入るようなことにしていくような答弁がありました。それで、被害者がいるのです。その辺はぜひとも分かっていただいた上で再質問させていただきます。
 やはり市としても、東京都のギャンブル依存症の推進計画に基づいて、様々、東京都、あと精神福祉保健センターだったりですとか、そういったところと連携しているのは分かるのですけど、やはりただつなげているだけではなく、しっかりとした、やはり先ほどもこの武蔵野市民の数で推計すると3,000人前後の疑いのある人たちがいるというような部分で、本人は依存症だと思っていないのです。病気だと思っていないのです。御家族はやはり病気なのではないかというふうな部分で、どこにつなげればいいのか分からない。
 明石市の取組をちょっと紹介させていただきますと、明石市は、ギャンブルに関するお困り事をお聞きしますと、相談窓口であったり専門相談などを窓口でスタートしております。月2回とか1週間に1回とかで窓口を開設して、それで、市報とかに、ギャンブル依存症の疑いがある御家族の方の相談に乗りますみたいなことを周知しているのですけど、ちょこちょこそこに相談に来る方がいるのです。武蔵野市としても、そういった相談窓口というものをつくって、それは毎日ではないです、週1回ですとか、そこまで予算はかかりませんので。それで専門家──例えばこの明石市だと、ギャンブル依存症の家族会の方が、ローテーションを組んでいるか分からないのですけど、そういった窓口をつくって、当事者の特に御家族の相談事に乗って、適切に自助グループにつなげたりですとか、回復施設につなげたりですとか、いろいろとしているのです。そういった窓口設置というのも、1つ僕はいい取組になると思うのですけど、いかがでしょうか。