12611◯23番(下田ひろき君) 本当に、ギャンブル依存症の可能性がある人、推計ですけど、3,000人前後いるというような事実はありますし、この家族の会に関しても、本市の方も所属しております。このギャンブル依存症の家族の会は、全国に33か所拠点があって、全国的組織で、様々な取組をしているところでございます。そして、本市の市民の方も、その家族会に参加されている方もいますし、やはり目に見えないのです、ギャンブル依存症は。本人が、俺は別にギャンブル依存症ではないよ、ただギャンブル好きなのだよと。うそをついたりとか、もう本当にギャンブル依存症の人の、お金をどうやってつくるのかという、本当に頭の回転の速さ、僕とかもそうなのですけど、どうお金を引っ張っていこうかと。本当にこれは違法なのですけど、以前、もう20年以上前の話なのですけど、クレジットカードで新幹線のチケットを取って換金してとか、あと、親にうそをついて、親の家にある時計とかブランド物を売ってお金をかけて、それで勝負しに行ってそれで負けてしまったみたいな、俺は別に病気ではないと思っておりましたけど、今考えると、もう本当に病気で、今でさえ、今でさえですよ、僕もレバレッジが利いたFXが好きで、円が100円のときに150円、そのときに1億2億円ぐらいレバレッジをかけて買っていればどうなっているのだろうと、勝手な妄想をして、何かそういった気持ちになってしまう。あと、夢にも出てきてしまう。もうこの依存症というのは一生涯の付き合いなのです。一生涯付き合っていかなければいけない。何かがきっかけでまたそっちに戻ってしまうのではないかと。
武蔵野市としても、今まで様々なことを提案させていただきました。烏山病院の常岡先生に来ていただいて講演していただいたりですとか、ギャンブル依存症問題を考える会の田中さんに講演しに来てもらったりですとか、理解は多少前進していると思うのですけど、もっともっと理解、普及啓発というものをしていかなければいけない。やはりリーフレットというのを、依存症、特にゲーム依存、ギャンブル依存、ネット依存とかのリーフレットを僕はつくるのはいかがかなと。そんな予算かからないし、こういった場合はこの民間施設、東京都の施設、保健所とか、民間病院とか、そういったそれを1冊にしてみたら、依存症、そこにアルコールも入れてもいいだろうし、薬物も入れてもいいと思うし、このリーフレットの啓発というものは、北海道の苫小牧市はやっております。市で単独でリーフレットを作って、依存症の啓発と、どういったところに支援へ行けばと。そして、相談員だったりですとか相談に来た人は、これを渡すと、なるほどな、ここに行けばいいのだとか、御家族の方も、自助グループはすごく重要なのです。やはり家族の会だったりですとか、そういったものがあります。家族の方はここに行きましょうみたいな、リーフレットみたいなものも作ってもいいと思います。その辺はいかがでしょうか。