13110◯5 番(東山あきお君) ありがとうございます。
3つ目の多治見市の件なのですけれども、本市では独自にいろいろと健全財政の運営をされていて、いち早くそういう何かがあればキャッチをして、見直しの基準もしっかりと設けていらっしゃるということなのですけども、今回のこの多治見市さんの条例ですごく勉強になるなと思うのは、やはり市民の方に分かりやすく財政状況を伝えるということがしっかりと条文にも書かれていて、その精神が多治見市さんの資料だったり、そういったものに反映されているなということだというふうに思います。取り上げましたけれども、財政調整基金についても、その総額、可処分額、つまり、災害復旧にかかる経費とかはしっかりと排除した上で、本当に余っている──余っているというか、きちんと積み立てている財政調整基金は幾らなのかというのを明らかにしなければいけませんというふうな条文もあったりして、本当にどれだけの予算、お金があるのかということをしっかりと明示するという点において、市民の皆さんに説明をするという意味において、この条例はそういう点においてすばらしいなというふうに思いました。そういう点においてはしっかりと参考にしていただきたいなと思っております。
今後、財政見通しも厳しくなってくるというふうに思いますので、この条例をつくらずとも、本当に分かりやすい、本当に使える金額は幾らあるのかという分かりやすい財政の公開とデータの公表というものはしっかりと求めていきたいと思いますし、担当の部署におかれまして、改めてこの多治見市の条例の内容とか、多治見市さんの財政の公表とかデータの出し方というものを、これも見ていただきたいなと要望させていただきたいのですけども、御所見を伺えればと思います。