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令和6年第4回定例会

12月5日(木曜日)

令和6年第4回定例会
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13832◯市 長(小美濃安弘君)  きくち由美子議員の一般質問にお答えをいたします。
 まず大きな1点目、住宅街での防犯カメラの設置の要望などについての御質問であります。11月以降の状況についてお答えをいたします。
 防犯カメラ設置の要望は今のところはございません。住宅に防犯カメラやカメラつきインターホンを設置した場合などの補助制度の有無についての問合せは最近増えている状況でございます。個人が防犯カメラを設置した場合の費用助成についての御質問ですが、現在、令和7年度予算について検討しているところでございます。防犯カメラの設置等防犯対策に対しての補助金の必要性も併せて検討しているところでございます。
 住宅街に市が防犯カメラを設置することについての御質問ですが、第六期長期計画・調整計画において、公園などの公共空間への防犯カメラの設置について検討を行い、犯罪の未然防止等の取組を進めるとしております。計画に基づき、どのような場所に防犯カメラを設置すべきかなどを検討するため、庁内関係各課で打合せを行うとともに、武蔵野警察署とも打合せを行っているところでございます。
 次に、学童保育から帰宅する際の付添いについての御質問です。6時以降の延長育成の際は、必ず保護者にお迎えに来ていただくことになっております。それ以前の時間の通常の退所は児童のみで帰宅をしておりますが、支援員の人数やクラブの運営の観点から、付添いを行うことは今のところ困難だと思っております。一方、子どもたちの安全を守るため、登下校及び学童退所時間帯を中心として、市民安全パトロールが見守り活動を実施しており、また、ホワイトイーグルも学校や子ども施設を中心に巡回を行っております。
 次に大きな2点目です。公立小学校以外の小・中学校に通う子どもの家庭への具体的な支援についてであります。市は、急激な物価高騰の影響を受ける子育て家庭を支援するため、様々な施策を実施しておりますが、そういった市の支援の対象になりにくい私立・国立の小・中学校などに通う児童生徒の保護者に対する支援策が必要であると考え、検討を進めてまいりました。本定例会の補正予算に計上しておりますので、詳細は文教委員会での御説明でさせていただく予定になっております。
 そして2点目、西東京市、三鷹市において公立以外の小・中学校に通う子どもの家庭への支援をする情報があるかとの御質問ですが、西東京市及び三鷹市の担当課に確認したところ、今のところ、物価高騰対策や子育て支援策あるいは市立・都立学校の給食費無償化の代替案として、公立以外の小・中学校に通う児童生徒に対して何らかの支援を行う方針はないとのことでございました。
 続きまして3点目です。学校給食の市内産野菜の利用率の目標についての御質問です。私の市長選挙における公約の一つでもあり、重量ベースで35%の使用を目標としております。なお、平成28年度から令和7年度を計画期間とする武蔵野市農業振興基本計画においても、令和7年度の目標値として、学校給食における市内産農産物の重量ベースでの使用割合を35%とする旨記載をしており、現段階ではこれを目標にしております。
 次に、5歳児健診についてでございます。
 1点目、5歳児健診の検討状況についての御質問です。今年の3月にこども家庭庁などから発出されました事務連絡を受け、市では現在、発達障害に精通する専門医の人材確保や、5歳児健診の具体的な健診項目、指標の設定、フォローアップ体制の整備などについて、武蔵野市医師会や発達健診事業に従事いただいている医師などに相談しながら、担当課で検討を進めております。今後は、国の普及拡大に向けた動きや他自治体の動向を注視しながら、庁内関係課との連携強化、情報共有などを進め、検討を進めてまいります。
 次に2点目です。市立以外の子育てひろばの拠点などにおいて発達障害の早期発見につながる取組への費用助成についての御質問です。現在、市内に常設の子育てひろばが9か所ございますが、国、都の補助金に準じて、開所日数に応じた補助に加えて、発達に課題がある児童への支援のための取組や、研修受講する際の代替職員を配置する場合に加算して補助を行っております。今後も子育てひろばへの支援を引き続き行ってまいりたいと考えております。
 大きな4点目、感震ブレーカーの設置についてです。
 1点目、木密地域における感震ブレーカーの設置状況についての御質問ですが、現在、木密地域に限定した状況は把握をしておりませんでした。しかし、令和3年10月に実施した市民防災意識調査では、災害への備えとして行っていることを教えてくださいという質問に対して、8.8%の方が感震ブレーカーの設置を行っていると回答しているところでございます。
 続きまして2点目です。避難行動要支援者の世帯などの木造住宅の設置支援についての御質問です。感震ブレーカーは、災害時に電気火災を防ぐなどの効果があるなど有用であると考えております。一方で、生命維持装置などをつけている方に対しては、感震ブレーカーにより電気が切れることで生命の危機に瀕するおそれがあるなど、課題もございます。感震ブレーカーの設置の取組につきましては、地域特性、対象要件などに加え、他市の状況なども踏まえ、引き続き検討を進めてまいります。
 5点目、都営水道の統合についてでございます。統合へ向けての進捗状況と今後のスケジュールにつきましては、御紹介いただきました、8月6日に都知事を表敬訪問させていただき、東京都との水道事業についてスピード感を持って進めていただくよう改めて要望しております。さらに、先日11月28日も市町村会議というのがございまして、オブザーバーで参加をさせていただきました。その際も知事の御出席をいただきましたので、その際にも併せて水道統合一元化をお願いさせていただいたところでございます。東京都との水道事業統合については、スピード感を持って進めていただくよう、改めて要望をしておりますので、しかるべき時期に一定の方向性を出したいと考えております。
 そして、2番の課題整理の状況についてでございます。これまでに整理した課題について、共通認識の下、中身の精査とともに、どのように都とすり合わせしていくのかなど検討を進めているところでございます。
 次に6点目です。エスカレーターの安全な利用の促進についてでございます。エスカレーターの安全利用に向けたJRとの協議についての質問です。JR東日本とは、不定期ではございますが、適宜情報収集や意見交換をしておりますので、エスカレーターの安全利用についても、今後意見交換などを行っていきたいと思っております。
 以上でございます。

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