検索条件なし

令和6年第4回定例会

12月6日(金曜日)

令和6年第4回定例会
  • 日程
  • マッチ
    発言
  • 発言
  • マッチ
    箇所

0箇所マッチ

さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

映像ID: 2875

13867◯13番(さこうもみ君)  ありがとうございます。どちらも前向きに検討していただいているということで、ぜひ今後も進めていっていただきたいと思います。
 摂食障害のほうに移ります。取組は、心の健康の問題として様々取り組んでいただいているということは理解をしました。どちらかというと食育、食べ物、どう食べるか、何を食べるかという観点が強くあるなというふうに今伺っていたのですけれども、摂食障害、現在は、特に子どもに関してはSNSとどう向き合うかという問題という側面がかなり大きいというふうに考えられていて、どういうことかというと、10代は多くがTikTokとかインスタグラムというSNSを使っていまして、そのSNSにどういうものが載っているかというと、自撮りの写真とかダンスをしている写真とか動画みたいなものが載っていて、きれいであれば、細ければ、たくさんいいねがつくというような世界を日々子どもたちは見ています。そういう人たちと自分自身とを比較することで、自分の体とか顔にネガティブな感情を抱いて落ち込んだり、摂食障害になったり、希死念慮を抱くようなところまで至ってしまったりするということが様々起きていて、子どもに関しては美容整形のトラブルというのも物すごく数が増えています。小学生に関しても美容整形をする子が増えているというのは、消費者庁とかが出しているデータとしてあります。
 摂食障害の問題を食事の問題として考えるのではなくて、SNSとの向き合い方という観点から考えて、子どもたちに教えていく必要があると思っています。基本的にSNSに載っている痩せている人、美しい人というのは、そのほとんどの画像が加工されたものです。足が細いなと思っても、それは加工で足を細くしているものであって、ただ、子どもたちが毎日それを見ている中では、なかなかその理解が進まない。こんなふうになりたいな、何で自分はこういうふうになれないのだろう、どんどん自己肯定感が下がることが起きているというふうに指摘をされていて、海外では結構、SNSの10代へのメンタルヘルスへの悪影響というのは問題視されていて、皆さんニュースで御覧になっているかもしれませんが、オーストラリアは16歳未満のSNSの利用を制限するという、かなり大きな決断に出ました。アメリカでもフロリダでは14歳未満の子どもはSNSアカウントの取得が禁じられていたりとか、海外ではいろいろなSNSの制限というのが進んでいて、日本ではそのような制限はありませんし、なかなか法的に、子どもの自分で選んで行動するというところを制限するという法律をつくっていくのはなかなか難しいのかなと思っていますが、だからこそ周囲の大人が見守って、SNSで見えている世界は加工されたものであるということをきちんと教えるですとか、どう向き合うかというところはコミュニケーションを取っていくべきだなと思うのですけれども、その観点については市としてどのように捉えて、考えていらっしゃいますでしょうか。