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令和6年第4回定例会

12月18日(水曜日)

令和6年第4回定例会
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下田ひろき
下田ひろき
会派に属さない議員現職

映像ID: 2895

14037◯23番(下田ひろき君)  ただいま議題に上がりました議案第92号 武蔵野市立武蔵野商工会館市民会議室の指定管理者の指定について、反対の討論をさせていただきます。
 提案理由として、平成17年度から指定管理者として施設利用者が問題なく利用できるように改善等に努めており、モニタリング評価においても期待どおりの適正な施設運営を行っていると評価できる。これまでの実績とともに、事業計画においても職員配置等が利用者目線に立ったものとなっており、今後も十分な成果が期待できるという理由であります。統括責任者、副統括責任者の常勤2名、パート2名の合計4名の職員配置予定になっております。積算根拠を伺いましたが、大部分を占める部分は人件費で、常勤2名の一部の人件費プラス非常勤の2名、合計1,740万円、夜間の窓口業務のシルバー人材センター派遣2名の人件費100万円を合算して、4階部分のゼロワンホール、5階の会議所会議室を案分して949万円に、ほか経費を計上した990万円は妥当という答弁がありました。常勤2名の職員は商工会議所の仕事を兼務しており、ゼロワンホールの貸し会議室の業務の比率はどのくらいかという質問に関しては、明確な答弁はありませんでした。また、常勤の一部の人件費を計上していて、その金額が定かではありません。会議所は独自で会議室の貸出し業務をしており、ゼロワンホールとの一体管理をしていき、効率的な管理ができるということは理解できるところでありますが、常勤2名に関しては、果たして貸し会議室の業務はどのくらいなのか。ゼロワンホールは利用率50%ほどであります。職員の配置は果たして適正なのか、疑問を持っております。
 商工会議所には市の元職員が専務理事に再就職しており、そのほか1名就職していることが答弁で確認できました。このような団体に指定管理する場合は、明確に公平性、透明性を持って厳しく適正に積算などをしていかなければならないと思います。
 また、商工会館は、施設管理運営で委託業者に毎年5,000万の予算を払っており、休館日の保守点検管理等は委託業者がやるべきでもありますし、休館日である火曜日も保守点検等で立会いをしているような答弁もありましたが、施設の運営管理委託をしている業者がするべきであるということを再度申しておきます。このような理由から、この議案には反対します。
 原資は皆様の税金であり、天下りか人材活用かという議論もありますが、市の職員が再就職している団体に指定管理などする場合は、しっかり厳しく積算し、市民にしっかりと説明できるようにしていただきたいと考えます。今回、可決予定ですが、次期指定管理者選定においては、常勤2名の業務内容の比重や職員の適正配置など、管理運営の見直しを求め、反対の討論といたします。