14124◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第125号 第五小学校解体工事請負契約の文教委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)一中、五中に比べて契約金額が高いのはなぜか伺う。答え、アスベストの調査を行った結果、五小は外壁にもアスベストが含まれており、五中に比べると2倍に近い処理面積である。適切に除去するための解体費用が高くなっている。2)入札に関して、公示した予定価格の70%の金額に8者が集中し、くじにより請負業者を決定しているが、これは適正な状況なのか伺う。答え、工期が遅れ、学校運営に支障を来さないことが最重要と判断し、予定価格を事前公表している。3)くじで落札された事業者の施工能力は十分なものか伺う。答え、実績もあり、東京電子自治体共同運営サービスの順位も上位70社以内なので、施工能力があると判断している。4)五小は民家と隣接しているが、近隣住民への配慮について伺う。答え、騒音や振動が発生することはやむを得ないが、低振動の重機を使用する等、最大限配慮する。また、工事の前後で家屋調査も行う。5)一中解体の際、くいが抜け切れず大変だったが、五小は大丈夫なのか伺う。答え、くいを抜かないほうが地耐力が保てるという見解の下、今回はくいはそのままにするという計画である。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、賛成討論でした。その趣旨を紹介しますと、入札については、皆が納得できるよう改善を求め、賛成とするというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。