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令和6年第4回定例会

12月18日(水曜日)

令和6年第4回定例会
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本間まさよ
本間まさよ
日本共産党武蔵野市議団現職

映像ID: 2895

14144◯厚生委員長(本間まさよ君)  ただいま議題となりました議案第85号 武蔵野市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第86号 武蔵野市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、以上2議案の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 2議案は、その内容から一括して審査をいたしました。
 主な質疑は次のとおりでした。
 1)2議案の条例改正は、職員配置の柔軟化と受け止めているが、市の見解と対応を伺う。答え、全国的に介護人材の不足が課題となっているが、武蔵野市においては専門職が確保できないところまでは至っていない。そのため、条例は改正するが、改正内容は適用せずに、これまでどおりの基準で運営していきたい。2)国からは第1号被保険者の人数によって職員を配置する目安が示されているが、本市の現状を伺う。答え、第1号被保険者3,000人から6,000人ごとに保健師1名、社会福祉士1名、主任ケアマネジャー1名の3名となっており、人員配置の要員を満たしている。武蔵野市は、在宅介護支援センターを委託しているので、その分の人員もプラスし、適正な配置と考えている。3)介護職の基本報酬以外の部分で給与を増やす手だては考えているか。答え、基本的には介護報酬の中で行うべきことと考える。本市では、介護職・看護職Reスタート支援金等の事業を実施している。4)介護職の外国人受入れにおける現状や課題について伺う。答え、市内でも複数の特別養護老人ホームで外国人材登用は行われている。言葉の問題が課題として一番大きいと考える。5)市内に対象者が6,000人を超える地域包括支援センターはあるのか。答え、多いところでは9,000人になっているセンターもある。地域包括支援センターの3名の配置と在宅介護支援センターの職員の配置で5人から9人の職員を配置している。6)高齢者が増加する可能性がある中で、今後もセンターは6か所でよいのか伺う。答え、高齢者人口増加の観点も含め、適正な人員配置に対応していきたい。
 以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は2名で、賛成討論2名でした。賛成討論の趣旨をまとめて紹介しますと、武蔵野市は、人材確保の面では現在は要件を満たしていると質疑で確認できた。国に対し、現実に合わせるのではなく、処遇改善などを重視すべきと市としても発言していくことを要望し、賛成するというものでした。
 以上で討論を終わり、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、2議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 よろしく御審議をお願いいたします。