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令和6年第4回定例会

12月18日(水曜日)

令和6年第4回定例会
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深田貴美子
深田貴美子
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2895

14169◯4 番(深田貴美子君)  議案第90号 武蔵野市緑化推進審議会設置条例につきまして、日本維新の会武蔵野市議団を代表しまして、以下の切なる要望を申し添えて賛成の討論を申し上げます。
 このたびの条例提案は、都市緑地法(旧都市緑地保全法)に基づく武蔵野市緑の基本計画策定に当たり、緑化環境市民委員会と緑の基本計画検討委員会を一体化し、策定期間をおおむね2年に縮減し、緑化推進審議会としてリモデルするものであります。このことによって、例えば都市計画にまつわる事業の見直しや政策の加速化も期待できるものであります。大いに期待しているところであります。
 このたび改正されました都市緑地法は、都市における緑地の質・量両面での確保、再生可能エネルギーの導入やエネルギーの効率的利用等を強力に進め、良好な都市環境の実現を目指すために、まちづくりGX、緑地の保全及び緑化の推進、これを優良緑地確保計画認定制度の導入を図るものであります。優良緑地確保計画認定制度とは、都市緑地法に基づき、民間事業者等による良質な緑地確保の取組を、気候変動対策、生物多様性の確保、ウエルビーイングの向上等の観点から、国土交通大臣が評価認定する制度であります。本制度を通じて民間事業者等による良質な緑地確保に関する取組の価値を見える化することで、民間投資の促進を図り、都市における緑地の質・量両面での確保を推進するとあります。
 本市の武蔵野市民緑の憲章には、「緑は、太陽が照りかがやき、豊かな水と土に恵まれたところに、のびのびと生育するものであり、私たち市民の生活環境水準をしめす的確な指標である。」と記されています。水と緑の関係は切り離せません。憲章に環境との文言があることに十分留意いただきたい。
 本市は、流域下水道の下、近隣自治体河川に雨水流出の御迷惑をかけるといった下水道事業に大きな課題を抱えております。グリーンインフラといった緑化の推進、また、農地保全はもとより、水資源、水循環、雨水・地下水涵養、都市計画、まちづくりなどと、まちづくりGXのみならず、まちづくりDXとマルチスケールな重ね合わせを盛り込んで、実りある審議会開催となることを切に願って、賛成の討論を申し上げます。