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13732◯教育部長(真柳雄飛君) 私からは、大きな3番、3の2の学校現場における専門チームの設置について、まずお答えいたします。学校への過剰な、あるいは不当な要求などの事案が生じた場合は、これまでも教育委員会が学校に対して事実関係を確認した上で、警察や子ども家庭支援センター、場合によっては市の顧問弁護士など、専門性を有した関係機関と連携し、問題解決に向けて取り組んでおります。
また、現在審議をいただいております第四期の学校教育計画では、専門機関、専門家との連携として、福祉の視点からの支援となるスクールソーシャルワーカーの充実や、法的な支援としてスクールロイヤーの設置を検討することが議論されており、学校と福祉、法律、医療など専門機関との連携は、今後一層重要になると考えております。
続いて大きな4番の4の1、中学校の学習支援の取組の現状についてお答えいたします。昨年度より学校司書の勤務時間を拡充したことに合わせて、全中学校が学校図書館の放課後開放を行い、生徒が自分のペースで学習に励んだり、お互いに教え合ったりするといった、学習支援の場づくりに取り組んでおります。
好評な取組という観点からしますと、ある学校では、週に一度、120分間の開放を行い、20から30名程度の生徒が参加している例がございます。また定期テスト前になると、放課後の図書館開放に参加する生徒は増えるといった報告も受けており、生徒にとって学びの場となっていることが推察されます。またほかには、全校で放課後や土曜日に学習支援教室を行い、英語や数学などの学習支援を行っております。
続いて、4の2、学習支援の今後の取組についてお答えいたします。教育委員会として学習の着実な習得の視点に立ち、日々の授業改善を第一としているところでございます。しかし、議員が御指摘のとおり、学習機会の保障や学習支援としての補習の場づくりを進めることも重要であると考えます。各中学校に生徒本人の実態に応じた学習ができる場として、さきに述べたような学校図書館を活用した学習支援のほかに、今後、学習支援教室における学習支援員に関しても拡充を検討しております。また、現在審議中の第四期学校教育計画には、関係機関の連携による居場所づくりが検討されており、今後は地域との連携も重要であると考えております。
次に大きな5番です。第三小学校の体育館の冷房設備の設置に関する御質問についてでございますけど、御指摘の体育館は、本校舎の敷地外にある第2体育館であり、学校の教育活動ではほとんど使用していない状況です。学校におけるエアコンの整備につきましては、児童生徒が授業で日常的に使用している部屋を優先的に設置しております。使用頻度や運用状況などを精査して設置しているところであり、御指摘の体育館に早急に設置するのは困難な状況であり、現状では大型の送風機を設置して対応しているところでございます。
大きな6番、6の1と6の2は関連しますので一括してお答えします。桜堤調理場での9月20日から行っている給食提供でございますが、毎週金曜日の12時から13時で行っております。毎週3名から5名ぐらいの生徒がいらして給食を食べております。今後も引き続き、まずは桜堤調理場での食数の増加や実施日時の拡充について検討を行いたいと思っております。チャレンジルームにつきましては、桜堤での状況やチャレンジルームに通う子どもたちの状況などを踏まえて検討を行っていきたいと思います。