令和4年度決算特別委員会

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道場ひでのり
道場ひでのり
自由民主・市民クラブ現職

映像ID: 2552

3575【道場委員】  分かりました。不確実性というのはいろいろ定義があるのですけども、私が一般質問の中で使うときには、不確実性の時代という私が高校生時代にあった話、そこからどういうものなのだろうというのを、自分でもいろいろ調べました。確実なことがあって、リスクがあって、リスクは数値で表せるもの、確率で表せるもの、そして不確実性というのは数値で表せない、そういう事象のことをいうわけです。そしてさらにいくと、無知なのです、全く分からない。起きることは分かっていても、それを数字的に表せないことを不確実性と。これはいろいろな学説があるのですけど、経済用語では大体そうです。要するに、リスクがあることは分かっていても、それがどのくらいで起きるだろう、どこで起きるだろうというのが分からないのが不確実性。そこで私は、自分の一般質問の中で不確実性という言葉を使ったわけなのです。全く先が読めない。何か起きるだろうけれども、そういうことでいうと、相当気を引き締めなければいけないということで使いました。もう少しこの辺りは、用語の使い方もしっかり研究をされたほうがいいと思います。
 そこで、さっきも言いました、この予算を立てたときと、今回は決算ですから棚卸し。監査委員の方々が書いていただくこの書類というのは、私にとってはある意味参考書みたいな、きちんと我々の前にそういうことを精査されて、問題視をいろいろされているわけです。ですから、非常にこれは役に立つのですけれども。令和5年は何があったのだろうという、要するに背景の中から事象が起きていきますから、きちんと考えていけば、間違いないのは、予算をつくる前に戦争が始まったと。これから先どのくらい続くだろう。恐らく、あの当時はこんなに長く。まだやっています、まだいつ終わるやも分からないような状態。これがまず1つ、戦争が始まった。そして円安です。これは自分の記憶が定かか、きちんと調べないといけないので、調べましたけど、4月の頃は122円、そして10月の中旬に150円を超えました。そして、おとといあたりからまたちょっと変な動きになって、148円の壁を破ったのです。ざっくり言うと2割ぐらい高くなっている。これはずっしりと我々のいろいろな事業の中に影響しています。
 それは実は、予算委員会のときに、私は大きな話として当時の副市長との話をしました。この後、いろいろなことがあるのだけれども、どうやって回復していくかという話、いわゆるレジリエンスの話──日本の人はレジリエンスといいます。そういう話をしながら、最終的に一番肝腎なのは変化があるということを言ったわけです。そして、変化があるのがこの令和4年の事象になってきたと、私の中では整理をしています。
 そこで、まずは順を追って聞きますけれども、この監査委員の意見書、いわゆる不用額と実質収支に関して、意見書の25ページ、39ページ等に書いてあるのですけれども、これで結構指摘をいろいろ厳しくしてあるのです。まず、25ページの不用額に関しては、一番最後の列に、一部にはさらに精査した上で予算補正を行う余地があると見受けられる、これは毎回出ているわけです。これはもうおなじみの言葉になってしまって、これに関してはどういう対応をされているか、しっかりとお答えいただきたいと思います。
 そしてまた、実質収支の話です。今言いましたけど、不用額、実質収支の話、これは、我々会派の中でいろいろ勉強して、ほかの委員も指摘があって、数字の強い人がうちにはいますので、あるのですけれども、この実質収支に関して言うと、この後にもありますけど、46ページにあります。指摘されています。これはいわゆる実質収支比率、これはおおむね3から5%が望ましい、こういう話が具体的にしてあります。資料でいうと、この意見書の39ページには数字があって、これを全部比較していきますと、平成30年から6.6%、元年6.7、2年が9.9、3年が9.1、令和4年が8.9、コロナの3年間は高くなってもこれは仕方がないのかなと、これは私なりに考えました。しかし、その以前に関しても6.7とか6.6というのは、監査の方々からの指摘では3から5が正しい、これに関しても御答弁いただけますか、まずはそこまでお願いします。

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