
川名ゆうじ
映像ID: 2556
3791【川名委員】 330万のコンサル料は分かりました。特に武蔵野市はなかなか今まで指標をつくったことがないので難しいことは分かっていますし、それは当然必要なことだと思っています。
もう一つは、武蔵野市の特徴として、コンサル任せではなくて、市の職員が自らつくっていくということが一つ、一番大きな特徴になっていますので、これは当然、330万円を使った後は、市がきちんとノウハウを吸収して、職員が自らつくっていけるような形に結びついているという理解でよろしいでしょうか。逆に言うと、毎回コンサル頼みになってしまうのかというのは、今の説明ではちょっと分からなかったので、本来到達点として、成果として出ていくのは市の職員のノウハウであるし、施策形成能力の向上になると思うのです。そういう意味合いの成果目標があるのかについて確認をさせていただきたいと思います。
市勢要覧は、逆に言うと、何人に配って、何人の方がシビックプライドを持つようになりましたかと指標をつくらないと、配るだけが目的になってしまいます。逆に配らなければ、そっちのほうがお金は安くなるという形になるのですけども、これは多分書き方があまりにも短縮化し過ぎてしまっていて、これはいろいろなイベントを重ねた上で醸成するのですよね。例えば自治基本条例のときのイベントも、市民、やりましたよね。市民の方々が登壇して、要は偉い人たちが登壇してお話をするのではなくて、市民の方々が武蔵野市はこんなところだよというのを話し合うという、今までにない試みをしたではないですか。そういうことによって、自分たちの仲間が一緒にやっているなということが感じ取られたら、それが醸成につながるわけです。そういうことの説明が全然なくて、これを見ると市勢要覧を配れればシビックプライドが高まるのかなと読み取れてしまうので、これはちょっと改善しないと、さっき言った行政評価と同じなのです。何かをやりましたでは全く意味ないし、だったらやらないほうがよいになってしまうので、これは書き方と、全部考え直すべきだと思いますが、こういう指摘を受けて御見解を伺いたいと思います。