3878【石川子ども家庭支援センター担当課長】 ひとり親についての御質問を3点ほどいただいたかと思っております。まず、緊急一時保護事業とか母子生活支援施設についてになりますが、人数が少なくなっているということについての御質問になるかと思います。この2年間に数としてはかなり落ち着いた状況にはなっておりますが、ここの原因として、入所のルールが変わったとかコロナの影響とかというのは特にこちらとしては認識していないところですし、現在入所中の方の理由については、基本的に、休業に伴う失職とか、在宅勤務をきっかけにするDVとか、そういったコロナの影響というところで主訴として認識しているところではございません。
続きまして、これについては法的に離婚の手続が終わっていない方も利用できるのかというところですが、こちらのほうはDVを理由としておりますので、離婚の手続を踏まれていない方でも、緊急性があるという形で、保護が必要であるというところであれば、利用自体は可能となっております。
3つ目に、ひとり親の訪問学習支援事業になりますが、こちらのほうは委員御案内のとおり、令和3年度から定員を増やして募集をしているところになります。中学2年生までというところについて課題はないのかというところになりますが、こちらの事業の目的としては、ひとり親家庭の方に対して、生活習慣もなかなか難しいところもありますので、御自宅にお伺いした上で、学習習慣とか生活習慣とか、そこを確立してもらうというところを主に置いています。中学3年生になってしまうと、どうしても勉強のほうに、受験のほうに目が行ってしまう状況になりますので、そういったところよりも、まず勉強する習慣であったりとか、学校にきちんと行ける習慣とか、あと、保護者の方が相談できていないことをお話を聞く機会であったりとか、そういったところを大事にしていますので、そこについてはあえて基本的には中2までという形にさせていただいております。
以上です。