令和4年度決算特別委員会

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4026【吉田環境啓発施設担当課長】  御質問ありがとうございます。昨年度の課題ですとか、あとは認知度の調査をされているかというところなのですけれども、昨年度につきましては、まず一番簡単なところですが、来館者数につきましては、総来館者数は5万2,400人ということで、昨年より1万人以上増えているような状況です。シンプルにはそういったところではあるのですけれども、認知度を含めまして、評価につきましては、エコreゾートについては管理運営方針というのがございまして、その中に4つの評価方法がございます。
 ただその評価方法についても、どうやって確立していくのかというのが一つの課題にはなっているのですけれども、その中の一つが先ほどの来館者数ですし、2番目にモニタリング調査というのがございます。こちらはアンケートを取るような形にはなっているのですけれども、なかなか認知度が低い中でアンケートを取っても難しいところがございますので、現在のところでは市民意識調査、こちらのほうを代えて扱っているような状況です。昨年度の調査の中で、環境啓発という項目を新たに追加していただきまして、その状況について確認しているところです。
 あと2点の評価方法なのですけれども、ソーシャルインパクトについての評価ですとか、SDGsへの貢献度というところを記載はしているのですが、なかなか施設での啓発活動というのが、そのまま行動変容につながっているかどうかを評価するところが難しくて、その辺りについては学識者といった方々の意見も聴きながら、これからまだ研究していくところかなというふうに考えております。
 その評価の部分ですけれども、市民意識調査の関係ですと、見ていきますと、エコreゾートの周辺の方、中央地域の方については、比較的満足度が高いような状況になっていまして、そういった意味では、施設の地域での理解というのは進んでいるのかなというふうには考えています。ただ一方で、全体ですと、分からないという項目が非常に多くて、これは認知度の低さを表しているところかと思っています。
 気候市民会議のお話に参りまして、決算額が1.3倍ぐらいになっているというお話なのですけれども、こちらにつきましては、当初40人の参加を見込んで設計していたものではあるのですが、無作為抽出の方と公募の方の募集をかけたところ、それ以上の人数の希望がございまして、最終的には68人の参加になっております。その中で、そういった人数が増えたことによって、参加された方にQUOカードなんかを配付させていただいていたりですとか、あとは対応するほうのファシリテーターとか、議論を回すために必要な人員なんかが増えてまいりますので、そういった内容について増額をしています。
 またあわせて、全5回だったのですけれども、最終回、全5回が終わったところで、市民の方からもう少し議論したいということで、懇談会をもう1回追加でやることになりましたので、そういったところを合わせまして、契約変更しながら進めてきたところでございます。
 気候市民会議の成果。気候市民会議につきましては、2050年のゼロカーボンシティの宣言を踏まえまして、武蔵野市の縮図のような形で気候市民会議を形成しながら意見を取りまとめていくという形でございまして、現在取りまとめているところでございますので、そういったものを取りまとめたというところが一つの成果ですし、あと、気候市民会議につきましては、武蔵野市が自治体開催初ということですので、メディアにも多数取り上げられたというところについては、非常に周知が進んだところかというふうに考えています。取りまとめた内容について、これからどのように周知していくのか、そういったところが今後の課題になっていくかというふうに考えております。

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