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4182【吉崎産業振興課長】 ふるさと応援寄附の返礼品等、あとは事業者の増加というところなのですけれども、まず市内産農産物につきましては我々も同じ思いを持っておりまして、ここはやはり提供主体がJAさんになりますので、JA様と引き続き相談しながら、なるべく多くの農産物を提供できるようにしたいなというふうに思っております。
また、返礼品そのものの全体の傾向というか、武蔵野市の特徴といいますか、そこにつきましては、全国的に見るとやはり先ほど申し上げましたとおり、関東圏の方が寄付をされることが多いということで、大体は地方から東京に向けて輸送して、返礼品を送り届ける、宅配するというパターンがあるのですが、武蔵野市の場合は、同じ都内、あるいは関東は近いですので、送料はそんなにかからないというところがあります。
さらに言えば、物を送るのではなくて、武蔵野市に来てもらうというほうが、地方との差別化を図れるのではないかというふうに我々は考えておりまして、そこで増やしているのは、直接市内に来ていただいてお店等で御利用いただける食事のチケットであるとか、何らかのサービスチケット、それから、ふるさとチョイスのほうで提供している電子ポイントのふるさとチョイスPayという仕組みがありますが、こちらを活用させていただいて、市内の飲食店や事業者様に訪れてもらうということに、今力を入れているところでございます。
それから、あとは事業者様を増やしていくというところなのですけれども、ネックになるのはやはり総務省が示している地場産品基準、これが最大のネックでございます。というのも、例えば仮に武蔵野市内に会社の本社があったとしても、作っている場所は武蔵野市外の場合、これは返礼品として提供できないというところがあります。これに非常に大きな問題意識を我々は持っております。
したがいまして、武蔵野市内で何らか作っているものでなければ提供できないというところが非常に大きなネックとなっておりますので、武蔵野市の場合はそういった工業製品というのはあまり多くはありませんので、特に工場なども、一般の方が買われるような工場というのもありませんので、そういったことが非常に苦戦している要因かなというふうには思っているところです。