4533【荒井指導課長】 授業の質の向上の、質とは何かというところについてですけれども、一言では申し上げにくいところもありますけれども、例えば、子どもたち一人一人を丁寧に見取る力であるとか、授業を組み立てる、子どもたちの発達段階に応じて言葉を変えてみたり、実験の内容を工夫してみたりというところが重要だと思いますが、これまで持ち時間数がかなり多い段階で、そういった準備の時間を十分に取ることが難しかったと。そこの部分を市講師などを導入することによって、少しでもそこに時間が振り分けられないかというふうに考えたところでございます。
こちらの記録では、令和3年度から4年度の1人当たりの勤務時間を比較したところ、小学校高学年に限ってですけれども、週当たり3時間38分の在校時間の縮減ができているという調査結果になっておりますので、その分だけ余裕を持って真摯に子どもたち一人一人に向き合うことができる、これが授業の質の向上につながるのではないかと考えているところです。
以上です。