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4634【江波戸保険年金課長】 実際に被保険者の数というのは毎年減少しております。特に令和4年度につきましては被用者保険への移行もございましたし、団塊の世代の方の後期高齢者への移行というのもございまして、1年間で1,200人ぐらいの方が国保から減っているという状況でございます。
あともう一つ国保財政に大きい影響を与えますのが、先ほど申し上げました東京都への事業費納付金なのですけれども、東京都の事業費納付金というのは、納めることで東京都のほうから保険給付費がほぼ100%、各自治体に交付されているものでございます。やはり大きな影響は都内全体の医療費等でございまして、先ほど御指摘いただきましたとおり、今後の高額医療費がどうなるかというところについては、武蔵野市だけでも判断がつきにくいのかなというところで、厳しい状況というのは変わらないのかなと思っております。
一方、一般会計からの繰入れが増えるということにつきましては、国民健康保険に加入なさっていない方からの御負担もいただいているということですので、この辺は公平性を持って対応していく必要もございますけれども、国においては、現役の世代の方ですとか低所得の方の御負担がこれ以上増えないようにということで、税制改正とかをしているところではございますので、我々も国や都の動向については注視をしていく必要があるかなと思っています。
以上です。