令和4年度決算特別委員会

  • マッチ発言
  • 発言
  • マッチ箇所

0箇所マッチ

深田貴美子
深田貴美子
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2566

4757【深田委員】  分かりました。ではお話が決着した暁にはきちんとした会計処理が行われる、議会に報告が行われる、そういうことですね。よろしくお願いいたします。
 それでは、人口推計の件なのですが、小林委員が一生懸命やっていただいているところですが、ちょっと私は別の視点で心配しています。これまでもお話ししましたように、武蔵野市は人口13万人、そして離隔を取ったまちづくりということを一定大切にし、それを武蔵野市のまちづくりという言葉で呼んできました。今後、この都市計画図にあるように、様々な土地利用の明細がこの地図から明らかになっていく中で、おおむねこういうところには開発が進むであろうというところを見越しての人口推計であるということも、お話を伺いました。
 そうしますと、例えば吉祥寺本町3丁目の7、それから東町1丁目の11、いわゆる低層住宅地であったところの土地を買い求めて、1つの大きな開発を行う。こういったことにより、3階建て、もしくは5階建ての建物が現在建ってしまっています。まさにその北側にいらっしゃる皆様にとっては、日影の問題。いろいろそれこそ上から見えてしまいますから。こういった問題もありますので、まさにこうした開発を許容していく、規制を緩和していくというまちづくりについては、全市民的な議論が私は必要ではないかと思います。はっきり申し上げれば、人口が増えることを前提とした、見通し行政になっている。これを計画行政と呼べるかどうかはちょっと疑問が残ります。
 おととい面白い報道をテレビがしていました。二十歳代の女性の家賃はおおむね5万円だそうです。お風呂とトイレがついている物件を吉祥寺で探したところ、なかった。日野市まで行かなければ住めない。こういう番組があったのです。これは事実だと思います。こうした話が先ほどの小林委員の指摘につながるかと思います。人口が伸びることを前提とした、まさに人口増加頼みのまちづくりは、計画行政と呼べるかどうか分かりませんが、大変私も疑問を持っておるということ、そしてこれも全市的な議論にしていくべきではないかと思います。
 健康づくり事業団の保健センターの増築についても、一部のアンケートを取るだけではなくて、全市民的に、1,400名しか利用していないというこの人間ドックの状況を、しかも市が3億円近い事業費を投入しても赤字であるという現実も、ぜひとも全市民的な協議としていただきたいと思います。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成