検索条件なし

令和5年 厚生委員会3月7日(火曜日)

  • 日程
  • マッチ
    発言
  • 発言
  • マッチ
    箇所

0箇所マッチ

6912【福山地域支援課長】  それでは、昨年11月30日から12月16日にかけて実施いたしました武蔵野市地域福祉に関するアンケート調査の結果につきまして、速報版にて御説明申し上げます。
 まずは、1、調査の概要でございますが、調査目的につきましては、来年度の武蔵野市第4期健康福祉総合計画・地域福祉計画策定に向けた基礎資料を得るためのものでございます。
 調査対象者などにつきましては、記載のとおりでございますが、18歳以上の市民を対象として、無作為抽出にて2,000人にお送りしております。
 最終的な回収率は42.7%で、これは平成28年度に実施いたしました前回調査と比較いたしまして、ほぼ横ばいという結果でございます。
 今回、新たな手法といたしまして、オンライン調査を併用しまして、ウェブ回収率につきましては300件となり、回収数全体の35.1%となっております。
 次に、2の結果の概要、(1)回答者の属性等でございますが、回答者の年齢区分につきましては、40歳代、50歳代、それから75歳以上の層が多くを示している状況でございます。
 2ページをお願いいたします。(2)地域での暮らしでございますが、武蔵野市での暮らしの満足度につきましては、「とても満足」と「まあ満足」を合わせますと、93.4%の方が満足されている結果でございました。また、今回新しい設問でございますが、地域の関心度といたしましては、「関心がある」と「やや関心がある」を合わせますと、82.0%の方が関心があるという状況でございます。
 大切にしているつながりにつきましては、「家族・親族とのつながり」を挙げた方が全体の82.2%を占めております。
 3ページをお願いいたします。日常生活の悩みや不安の上位1位と2位につきましては、「自分や家族の健康のこと」「自分や家族の老後のこと」と続いている結果でございました。
 今回新しい設問でございますが、日常生活の悩みや不安の相談先ですが、「家族」の次に、「友人・知人」と続いている状況でございます。
 さらに、地域における課題につきましては、防犯・防災が28.7%で最も多く、以下、高齢者への支援や介護に関すること、世代間交流の不足が続いております。
 4ページをお願いいたします。地域活動やボランティア活動への参加状況でございますが、こちらにつきましては、前回調査とほぼ同様の結果でございまして、活動したことがないが61.7%、現在も含めて活動したことがあるのは合計35.0%でございます。活動している組織、仲間につきましては、記載のとおりでございます。また、活動に参加してよかったと思うことにつきましては、「社会や他人の役に立った」と回答されている方が全体の38.1%、以下「人的なネットワークや交流機会ができた」「自分の知識や経験を生かせた」と続いております。
 5ページをお願いいたします。中段の地域活動やボランティア活動への参加意向でございますが、「活動をしたい(続けたい)」が全体の27.8%、「活動をしたいとは思わない」が23.2%でございました。
 次に、市が行っている事業の認知状況と重要度の認識についてでございますが、レモンキャブやテンミリオンハウスは認知度が高いとともに、重要視されている方も多い事業でございます。また、ヘルプカードやいきいきサロンにつきましては、比較すると認知度は低いものの、重要視されている方が多い事業となってございます。
 6ページをお願いいたします。生計や生活の困窮状況についてでございますが、生活に困った経験がある方は全体の28.2%で、その理由につきましては、1)収入減少では、「給与・事業収入の減少」が最も多く、「失業・廃業」「休職・休業」と続いております。一方、2)支出増加では、「物価高騰」が最も多く、「子どもの入学・進学」「自分や家族の病気や事故」の順で多い状況にございます。
 次に、こちらは初めての設問群でございますが、生活費に困ったときの状況としては、上位1位と2位につきましては、「年金や就労収入はあるが支出が多く、家計が赤字であった」「相談先がなく(わからず)不安だった」と続いており、その対応としましては、「家計の見直しにより支出を抑えた」「仕送りなど親族や知人からの援助を受けた」と続いている一方で、「何もしなかった(できなかった)」というのが14.5%となっております。
 7ページをお願いします。こちらも初めての設問となってございますが、新型コロナウイルス感染症拡大前と比較した日常生活の変化としましては、増えた割合の多いものとして、デジタル機器を使う時間となっており、減った割合の多いものとしましては、友人・知人等への訪問や来訪、運動や体を動かす時間、趣味やサークルの活動の参加、買物と続いている状況でございます。
 次に、新しい設問が続きますが、ヤングケアラーの認知度ですが、言葉も内容も知っている方が66.6%で、「聞いたことはあるが、内容は知らない」が11.0%、「知らない」が17.9%となっております。
 ひきこもりについての理解度ですが、「ひきこもりは、特別なことではなく誰にでも起こりうる」が78.5%と最も多く、「就労や外にひき出すことだけが解決策ではない」と「当事者や家族が相談しても良い悩みである」と続いている結果になっております。
 最後、8ページをお願いします。こちらも新設の設問でございますが、成年後見制度の認知度ですが、「言葉も内容も知っている」が54.3%で、「聞いたことはあるが、内容は知らない」が26.1%、「知らない」が15.1%となっております。
 次に、再犯防止推進法の認知度でございますが、「言葉も内容も知っている」が14.5%、「聞いたことはあるが、内容は知らない」が38.5%、「知らない」が42.3%となっております。
 最後に、今後重点を置くべき健康福祉施策につきましては、前回は上位から「市民の健康を守る取組み」「在宅福祉を支えるサービス」「退職された方々が地域活動で活躍できる場の提供」の順でございましたが、今回は「市民の健康を守る取組み」を挙げる方が49.3%、「在宅福祉を支えるサービス」が48.0%、「要介護状態になることを予防するサービス」が46.3%と続いている状況でございます。
 説明につきましては以上でございますが、今後、クロス集計や分析などを加えまして、最終の報告書としてまとめていく予定でございます。
 地域福祉アンケート調査については以上でございます。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成