6915【一ノ関保健医療担当部長】 では続きまして、武蔵野市市民の健康づくりに関するアンケート調査の報告速報版について御説明いたします。
1、調査の概要でございます。調査目的、対象者、期間、方法は記載のとおりでございます。
回収状況につきましては、配布数2,000件に対しまして、回収数が854件、回収率は42.7%、郵送が27.4%で、ウェブが15.3%でございました。
2番、結果の概要でございます。ちなみに各表、今回、前回でございますけれども、前回は平成28年度に行いました調査の比較でございます。
1)の回答者属性は、記載のとおりです。
2)健康づくり全般、現在の健康状態は、前回とほとんど変わりございません。その右側、現在健康づくりのために行っていることということで、右から2番目の「特に何もしていない」というのが減っておりまして、全体的に増えております。多いのが「食事・栄養に配慮」「十分な睡眠・休養」「定期的な運動」というような順番になってございます。
おめくりください。2ページの真ん中のところです。3)休養・こころの健康でございます。悩みやストレスを感じることがあるかというので、これについては、コロナ禍ということもあったので、ちょっと心配しておったのですが、「常に感じている」「時々感じている」というのが66.7%、前回が67.9%でしたので、ほぼ変わらない、多少減っているというような状況でございます。
4)喫煙の状況でございますが、吸っている方につきましては、今回は10%ということで、前回12.5、前々回が14.9ですので、着実に吸っている方が減っている状況でございます。
3ページをお願いいたします。6)日頃の食生活でございます。朝食の摂取状況でございますけれども、ほぼ毎日食べている方が、前回80.8から76.2%になってございまして、ほとんど食べない方が9.1から11.7%になってございます。ほとんど食べない方の理由としましては、右側にございますけれども、「食べる習慣がない」というのが前回の42.5から60%まで上がったと。今までは、前回が「食べる習慣がない」、前々回は「時間がない」というのが1番だったのです。さらに「食欲がない」というのも、前回は3番目だったのが、今回2番目になっているというような状況でございます。
真ん中の市内産野菜の購入状況等は、記載のとおりでございます。
一番下の、健全で豊かな食生活のために市や地域に期待すること上位5項目(複数回答)というところでございますけれども、農産物直売所等の充実については求められておりまして、今回大きく伸びたのが、「飲食店・食品店等と連携した取組み」という項目が出てございます。
では、4ページをお願いいたします。7)健康診査等でございます。過去1年間の健診の受診状況でございますが、上位3つ、「人間ドックを受けている」までで87.4%の方ということで、前回は80.2%でしたので、これも伸びているような状況でございます。受けない理由につきましては、右側のほうに記載してございます。「定期的に通院し、かかりつけ医などで検査をしているから」というのが1番になってございます。
その下、歯科健診の受診状況でございます。歯科健診も、受けている方というのが63.2%で、前回は60.1%でございました。理由については、右の記載のとおりでございます。
5ページをお願いいたします。各種がん検診の認知・受診頻度でございますが、基本的には記載のとおりで、前回が胃がんのエックス線検査しかなくて、胃がんの内視鏡がなかったので、該当なしという形になっておりますが、認知度でいいますと、新たに入った胃がん内視鏡検診が一番低い、「知らない」という方が多いというような状況でございます。受診したことがないということで、理由につきましてはそれぞれありますが、おおむね「人間ドックを受けているから」と「職場の検診を受けているから」というのが上位に入ってございます。
6ページをお願いいたします。8)感染症に関する危機管理で、コロナウイルスワクチン接種事業についての情報収集方法を聞いております。上位7項目ということで、一番多いのが市報、2番目が市から郵送されたお知らせ、市のホームページというような順になってございます。
それから、9番の子育て支援でございます。子育て家庭を支えるための施策として求めるものということで、今まで上位だったものが軒並み下がってはいるのですけれども、下から2番目の「妊娠期から子育て期の家庭の家事を支援する」というところが伸びているというような状況でございます。
10番の健康づくり施策につきましては、出産・子育て支援、それから休養・こころの健康、生活習慣病予防などが伸びているような状況でございます。
7ページをお願いいたします。続いて、妊娠届出書、乳幼児健診票の集計の報告の速報版になります。これは調査の概要の2番目のところに対象者がございまして、妊婦面接や3〜4か月児健診、1歳6か月、あと3歳児健診を受診した方に取ったものでございます。
結果の概要を御覧ください。1の妊婦の職業でございますが、常勤が、前回53.4%から67.5%に増えておりまして、真ん中にございます「なし」、職業なしという方が22.6から3%まで下がっているというような状況でございます。それから右側、妊娠届出時の年齢でございますけれども、30代が69.5%、前回よりも4.8ポイント増えているというような状況でございます。
8ページをお願いいたします。真ん中の、日常の育児の相談相手を御覧ください。「夫婦で相談」というのが前回50.1%から57%に増えておりまして、その代わり「祖母」、あとは「知人・友人」というのが減っているということで、なかなか相談相手がいないというような現状が出てきたのかなというふうに考えてございます。
一番右下、この地域で今後も子育てをしていきたいかというところにつきましては、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」ということで、これが97.1%、前回が95.9%というような状況でございました。
報告は以上になります。