令和5年 厚生委員会

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6918【福山地域支援課長】  ひがし委員より2点御質問いただきました。1点目なのですが、回収率42.7%についての評価をというところかと思います。この地域福祉に関するアンケート調査ですが、配布数2,000件ということで、まず母数、市民数が約14万5,000人程度に対して、どれくらいの標本を抽出すれば妥当かという基準は、統計上はございません。ただ、統計学的に見て、全数にかける調査と、標本を抽出していく調査を比較して、どれくらいその差が、開きが出るかというところをできるだけ小さくしていくということが重要だと考えております。
 これまでの回収状況等を考慮すると、今回の調査の場合は、1,000件ぐらいのサンプルを確保することによって、全数調査と標本、サンプリングの調査を比べた場合の差が小さくなるというところで、その差が今回の調査は3%ぐらいの開きで設定されています。一般的な国の調査等では、全数調査との開きは5%以内で設定されているというのをまず前提として説明をさせてください。
 その上で、回収率42.7%についてなのですが、実施する自治体の住民性等の影響もあるため、一概に42.7%という数字だけを見て高い低いと判断するのはやはり難しいと考えられますが、参考までに、同時期に本市で実施しました市政アンケート、市民意識調査の回収率36.7%や、健康づくりに関するアンケート調査は回収率42.7%と、回収率4割台というのは妥当な数字であると考えております。また、前回調査と比べましても、回収率43.2%と、ほぼ横ばいでございますので、有益な調査結果に資する回収率だと考えております。
 2点目、もう1点、私のほうから回答させてください。ボランティアをしたことがないという方が61.7%というところで、これは前回から引き続き、なかなかその裾野をどうやって広げていくかというのは課題だと認識しております。地域活動やボランティア活動の裾野を広げるためには、まず活動に興味を持っていただき、触れていただくということが重要だと考えております。シニア支え合いポイント制度等で、そういう周知や広報というのは力を入れておるところであるのですが、市のホームページ、SNS等広報周知活動というのは当然なのですが、ニュースレター等でも周知を行っておりまして、ボランティア活動に踏み出していくという方が気兼ねなく活動をスタートできるような敷居の低さというのも求められると思っていますので、そういう裾野を広げていくような施策を、この計画策定の中で検討していきたいと思っております。
 私のほうからは2点、以上です。

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