6988【土屋委員】 山崎御夫妻の意思を継いで30年余り過ごしてきましたけれども、今回プロジェクトで懇談会が設置できたということは理解するところでございますけれども、その中でやはり小さな、高齢者が気軽に来られるサロンと、それから小さな老人ホームみたいなことを最初に、その思いはずっと私も聞かされてきていたので、その辺の思いを考えると、今回小規模サービスハウスエリアの新たな活用についてということで記載されていますけれども、先ほど来、高齢者の住居の問題もいろいろと問われているところです。ましてあんしん住まい推進協議会を立ち上げたというような状況の中で、せっかく6世帯ですか、世帯というか6人の方のスペースがあったと。多少の段差があるとかそういうことは、逆に高齢者のためには多少あったほうがいいというケースもあるわけです、自立できているということであるので。その辺のところ、どうしてそういうふうに思い切ってかじを切るのかというところを私はお伺いしたいと思っているのです。
今実際に私もいろいろ御相談を受けていまして、高齢者独り住まいになりまして、ちょっと不安だからということで、いろいろ施設を探すのです、サ高住とか。でもかなり皆さん、ほとんど20万を超えるのです。これ、今日改めて見たら、全部総合で7万4,000円、年金の中でせめて15万円ぐらいだったら皆さん入れるというふうな、かなりこれは安いです。武蔵野市、あとほかにもこういう高齢者の施設がありますけれども、現実的に言ったらば、もうちょっと値段を上げてもそれなりに、年収が360万と書かれているのであればというところを考えたりとかして、やはり本当にお困りになっていらっしゃる方がすごく多いのです。ましてやそういうふうなあんしん住まい推進協議会を立ち上げているという状況の中で、なぜ減らしてそこのところをそうするのかなと。やはり6人ぐらいの小さな、小ぢんまりとした、老人ホームまではいかないけど、一緒に、共同体ですか、そういうものをどうして残さないのかなというのが私はちょっと不可思議なので、その辺のところを確認したいと思います。
あと、ひろばとかいろいろなところでの調理施設があるので、それは食堂にしたりとか、それと、ボランティアの方たちが今までずっと頑張ってきました。でも皆さん高齢になりました。今度は自分たちがそのサロンに来て、ちょっと居心地がいいのを味わわせてあげたいではないですか。そういう意味ではサロンとか、そういうことはすごくよろしいかと思うのですけれども、なぜそういうふうに急カーブになるのか、ちょっと分からないのですが、一応これはそういうふうな懇談会の結果ですから、取りあえずそれに対して文句をつけるわけではないのですが、その辺のところはどういうふうに考えてここまで来たのかなということだけ伺わせてください。