6989【長坂相談支援担当課長】 小規模サービスハウスについてでございます。こちらは11ページを御覧いただきたいのですけれども、基本的に老朽化していてというところと、あと今、7万5,000円というふうにおっしゃっていただいたのですけども、こちらは食事などはついておりませんで、基本的には居住費になります。そうすると当初から、これを小規模ハウスが、入居していただいて、募集なんかをかけるときから、昔から、7万5,000円というのはやはりちょっと高いというようなお話も伺ったことはあります。吉祥寺の相場として、もっと安いところが。こちらに応募してくださる方が、そういったような低所得者の方が多いので、ちょっとこれだと手が届かないというような御意見もあった記憶がございます。そのような値段設定になっているというところでございます。
また、今老朽化しておりまして、中を見ますと、基本的にはマンションやアパートというよりは、寮のような形になっておりまして、なかなか一昔前の学生寮みたいな形の間取りになっているというところもございまして、当初多分、山崎倫子先生については、そこにお住まいいただいて、当初は下でデイサービスでお食事なんかを一緒に、費用を払っていただいて、取っていただいて、元気な方が住むという想定で、ボランティアなんかもしていただいてみたいな形の想定でお住まいいただいたのですけども、お住まいいただくうちに高齢化もしていきますし、なかなかそういった交流というのも難しくなって、できなくなってきていたというような現状もございました。
懇談会のほうでは、一方で高齢者の住環境については、開設当初に比べて、市内の施設整備が進んで、福祉型住宅や民間のサービスつき高齢者向け住宅など、多様な住まいの選択ができるようになっているのではないかというところで、こちらの小規模ハウスをそのまま続けるというよりは、もうちょっとコミュニティサロンというか、そちらのほうの機能を拡充したほうがいいのではないかというような御議論をしていただいたというふうに考えております。