7500【福山地域支援課長】 続きまして、資料番号5番、6番、ピンク色の冊子と一緒になっております概要版のほうで説明をいたします。武蔵野市第4期健康福祉総合計画・第6期地域福祉計画・第2期成年後見制度利用促進基本計画、それから再犯防止推進計画の中間のまとめについて、概要版を中心に説明いたします。他の個別計画と重複する施策等につきましては説明を割愛させていただきますので御了承ください。
概要版の5ページ目をお願いします。第6期地域福祉計画についてですが、計画の位置づけでございますが、社会福祉法第107条に規定される計画でございまして、武蔵野市第4期健康福祉総合計画の基本理念でございます、武蔵野市ならではの地域共生社会の実現のため、基本目標である「人と人とがつながる 互いに支え合うまち」を掲げ、取組を進めています。
基本施策でございますが、基本目標の実現に向けて、地域における自助・互助・共助・公助の連携の力を高めていくため、記載のとおり、6点の基本施策を定めております。
続きまして、施策の体系でございますが、第六期長期計画・調整計画の基本施策と整合を図りながら、地域福祉計画の基本施策に基づき、主な施策や事業名を基本施策にぶら下がる形で示しております。
おめくりください。6ページをお願いします。今回の計画において、国が進めている複雑化・複合化する市民の支援ニーズに対応する支援体制の構築として、重層的支援体制の整備に向けた取組も進めてまいります。
この図は、令和3年度に設置した福祉総合相談窓口を中心とした体制を表しておりますが、相談内容に応じて市及び関係機関が連携し、全世代に対応した包括的な相談支援体制の強化を図ってまいります。
続きまして、7ページをお願いします。第2期成年後見制度利用促進基本計画についてですが、計画の趣旨としましては、国の第二期計画の改定の内容を踏まえて、関連する施策を総合的・計画的に展開するため、福祉総合計画、それから地域福祉計画と一体的に策定をいたしております。
基本目標としましては、「生涯を通じて本人意思が尊重され安心して自分らしく暮らせるまち」を掲げております。
その基本目標の達成に向けて、2つの基本方針を定めております。その2つの方針に基づき、権利擁護支援のための取組を実施してまいります。
続きまして、施策の体系でございますが、記載のとおり、4つの基本施策を位置づけております。計画につきましては、現計画の期間中に、本市の権利擁護支援の取組において大きな役割を果たしてきた福祉公社と共に、地域連携ネットワークの構築、それから福祉公社内に成年後見利用支援センターを設置するなど、基盤整備を行ってまいりましたので、今回の計画の中では、さらなる機能拡充や連携体制の強化、それから各種後見人への支援の取組を進めてまいりたいと思っております。
続きまして、8ページを御覧ください。再犯防止推進計画についてですが、計画の趣旨としましては、国の再犯防止推進法に基づき、地域社会で様々な課題を抱えた、犯罪をした人等に対して、継続的に社会復帰を支援し、再犯を防止するための取組を整理・体系化するものとして、健康福祉総合計画・地域福祉計画と一体的に策定しております。
基本目標といたしましては、「地域で孤立することなく誰もが受け入れられるまち」を掲げております。
施策の体系ですが、基本目標の達成に向けて、記載のとおり、4つの基本施策を位置づけており、その基本施策に基づき、再犯を防止するための取組を体系化することにより、安心して暮らし続けることができる地域共生社会の実現に向けた取組を推進してまいります。計画につきましては、この基本施策に基づき、主な取組として、様々な分野にまたがる、息の長い支援をするための社会資源や取組を示しております。
最後に、第4期健康福祉総合計画中間のまとめについて御説明をいたします。
1ページにお戻りください。概要版の1ページでございます。計画の位置づけですが、健康福祉総合計画では、健康福祉施策を総合的に推進するため、健康福祉分野の各個別計画を横断する課題や、複数の個別計画の施策において相乗効果が得られると見込まれる課題を重点課題として抽出し、それらの課題に対応するための仕組みづくり及び推進方法をまとめています。
計画策定のイメージ図でございますが、今回、健康福祉総合計画・地域福祉計画と一体的に、成年後見制度利用促進基本計画及び再犯防止推進計画を策定しております。また、国民健康保険データヘルス計画・特定健康診査等実施計画も含めた計画としております。健康福祉総合計画と各個別計画は、武蔵野市地域医療基本構想と、その後の変化を踏まえた計画として、それぞれ必要な事項を盛り込んでいるほか、市の関連する個別計画との調和を図っております。
おめくりください。2ページ目をお願いします。本計画の期間につきましては、中長期的な視点に立った健康福祉の施策を考える観点から、6年としております。
本計画の基本理念ですが、健康福祉分野全体に係る理念として、「武蔵野市ならではの地域共生社会の実現」としております。この基本理念の実現に向けて各個別計画の基本目標を設定し、健康福祉施策の総合的な推進を目指してまいります。
3ページをお願いします。本計画の重点的取組についてですが、最上位計画でございます第六期長期計画・調整計画の健康福祉分野の5つの基本施策を基に整合を図りつつ、従前から継続すべき事項及び新たな課題を鑑み、6つの重点的取組を記載のとおり設定しております。
施策の体系についてですが、本計画の重点的取組を推進するため、各個別計画の施策のうち、横断・共通する施策を抽出しております。細かい説明になりますが、下のほうの図ですが、重点的取組1から6において横断・共通する施策として、各個別計画のそれぞれ対応する施策を拾っております。つまり、各個別計画において施策を実施している場合に黒丸がついており、一覧的に各分野を横断する共通の施策を示しております。
おめくりください。4ページをお願いします。重層的支援体制の整備についてまとめております。その概念につきましては、先ほど地域福祉計画にて御説明したとおりでございますが、市の既存の相談支援や地域づくり支援の取組を生かし、地域住民の複雑化する支援ニーズに対応するための支援体制を構築するため、3つのメニューとして掲げられています、相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援、この3つを一体的に実施する重層的支援体制整備事業として、武蔵野市ならではの地域共生社会の実現に向けた取組を進めてまいります。
続きまして、本書のほう、ピンク色の冊子のほうに移ります。おめくりいただきたいのですが、38ページをお願いいたします。こちらからは、健康福祉分野の類型別施設整備計画について御説明いたします。
第1節、計画の概要、背景・目的ですが、武蔵野市では、これまで公共施設の三層構造の考え方を基に、計画的に公共施設を整備しており、今後も健全な財政を維持しながら、公共施設を時代のニーズに合わせて再整備し、魅力あるまちづくりを目指すため、長期計画の財政予測を見据えながら公共施設を総合的に管理するための計画として、武蔵野市公共施設等総合管理計画を策定しております。
この管理計画では、全ての公共施設等において基本的な方針を示すとともに、当該計画に基づく類型別の施設ごとの整備計画を策定、改訂していくものとしております。また、この類型別施設整備計画は、個別施設ごとの劣化状況や改修履歴を踏まえた整備の優先度や対策内容、対策時期、対策費用等を記載するものとされております。
この計画の位置づけですが、第2期武蔵野市公共施設等総合管理計画における健康福祉分野の施設に関する類型別施設整備計画となってございます。
39ページでございます。対象施設としまして、健康福祉分野の公共施設として一覧的に示しております。
40ページをお願いします。施設別概要と整備計画についてですが、健康福祉分野の施設ごとの概要や方針、それから劣化状況等については、令和4年1月に策定した武蔵野市公共施設保全改修計画に基づき、施設課で実施しています劣化調査に基づいて、劣化度の高い順に修繕の優先順位がつけられ、次年度に修繕する保全部位の一覧表が作成され、工事の妥当性を判断し、予算化されております。
41ページからが高齢者福祉施設の整備計画、48ページからが障害者福祉施設、それから、最後に50ページから健康・医療施設の整備計画となってございます。
最後52ページをお願いします。本計画期間中の整備スケジュール及び費用について、一覧的にお示ししております。
説明は以上となります。